どもども、さむたろうです^^
動画配信サービス(VOD)で読めるおすすめの電子書籍や雑誌、漫画などを紹介しています。また、目的別にVODを選べるようにまとめた記事も載せているのでVOD選びの参考にしてくださいね^^
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【2023年版】目的別でVOD選びをしたい方
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【文字起こし】【VODで読める電子書籍】『実力も運のうち 能力主義は正義か?(マイケル・サンデル[著], 本田 由紀[その他[, 鬼澤 忍[翻訳])』の紹介能力 C は正義か皆さんどうもこんにちはあるようです皆さんはハーバード大学の学生の2/3が所得規模で上位1/5にわたる家庭の出身であることをご存知でしょうか東大生の約60%が世帯年収950万円以上の家庭出身だということをご存知でしょうかこのような事実にもかかわらず彼らは超優秀な学生たちは皆判で押したように自分が入学できたのは努力と勤勉のおかげだと言います19世紀以降人種や性別ツツジによらず能力の高いものが成功を手にできる平等な世界を私たちは理想としてきましたしかし今こうした能力主義がエリートを傲慢に支配者との間に溝の分断をもたらしているんですということで本日ご紹介する本はマイケルサンデル著作実力も運のうち能力主義は政治家です能力主義をたい大義名分とした新たな格差が深まりつつある現代社会本書ではこの新たな階級社会の諸問題について主に教育や政治の点から詳細に論じられています本日紹介する内容は以下の三つです第一章能力主義は民主主義を浮遊させる第二小高学歴なら性的暴行も許されるという事実第3章運も実力のうちといううぬぼれ能力主義はアメリカや韓国だけの問題ではありません現代日本もまた学歴や実績によってエリート達が過大評価されその一方で多くの人々が不利益を被っているんですこの中によりそのような格差はさらに広がりつつあると言えるでしょう本書は主にアメリカの実情について語られてはいるものの日本人である私たちにとっても非常に有益な内容となっています是非最後まで見ていってくださいそれでは早速参りましょう第1章能力主義は民主主義を腐敗させる能力主義は勝者と敗者との間に深い溝を産みます自分の運命は自分の手の中にあるとかやればできるという考え方は両刃の剣であり人を元気づけるメントを不愉快にさせる面がありますこうした考え方は勝者をたたえる一方で歯医者を傷つけるんです仕事が見つからないあるいは生計を立てることができない人々にとって能力主義は彼らをさらに意気消沈させることでしょうなぜなら能力主義がはびこる現代社会においては彼らの失敗は自業自得であり成功するための才能や意欲が欠けていたからに過ぎないからです1958年マイケルヤングというイギリスの社会学者がメリトクラシーの法則という著書の中で次のように述べていますいつの日か階級間の障壁が乗り越えられて誰もが自分自身の能力だけに基づいて出世する神に平等な機会を手にしたとしたら何が起こるだろうかある面でこれは祝福すべき時代でしょうついに労働者階級の子供が特権階級の子供と肩を並べ後世に競い合うことになるんですところがそれは純然たる労働者階級の勝利ではないとヤングは考えましたというのもこのような能力主義は勝者の中にはおごりを会社の間には屈辱を育まずにはおかないからです勝者は自分たちの成功を自分自身の能力自分自身の努力自分自身の優れた業績への報酬であると考え成功できなかった人々を見下すことでしょう一方成功できなかった人々は責任は全て自分にあると自己嫌悪を感じるはずですこのようにヤングにとって能力主義は目指すべき理想ではなく社会的軋轢を招く原因でした彼は数十年前に能力主義の無情な論理に感づいていたんですしかしそれは今や我々の世界を汚染し大衆の怒りを掻き立てていますエリートの先生に虐げられていると感じる低学歴の人々にとって問題は低い賃金だけではありません学歴や能力が低いことは社会的権利の喪失でもあるんです昨今増加し続ける失業率を見れば明らかなように労働者階級が携わる仕事に対する社会の経緯が著しく低下しています経済活動が物を作ることから資金を運用することへと移行しヘッジファンドのマネージャーウォール街の銀行家知的職業階級などに対して社会が途方もない報酬を気前よく与えるようになると昔ながらの仕事に払われる経緯は脆く不確かなものになったんです政治家や官僚をはじめとするエリートは世の中のこうした感情的な側面を見落としています彼らの考えでは現在の経済問題は富の分配に関する技術的な問題に過ぎないんですつまりグローバル貿易新たなテクノロジー経済の金融課から利益を得てきた人々が損をしてきた人々を十分に保証していないことだけがもう ですが非エリート層の大衆の不満の原因はそういった表面的な問題ではありません彼らの不満はより感情的な問題なんですそのような形大衆の不満のはけ口となっているのは粗暴で権威主義的なアイデンティティと帰属意識つまり宗教的原理主義やナショナリズムですこれが今日我々が目にしているアメリカの状況なんです40年にわたる市場主導型のグローバリゼーションが一般市民の力を奪いたいしゅうの反発を引き起こしたんですとしてこの反発が不寛容で復讐心に燃えるナショナリズムによって無防備な公共の広場を覆い隠す落としているんですドナルドトランプは自分自身が億万長者であるにも関わらずこうした大衆の劣等感や怒りをよく理解し利用しました平等で均等な機会について絶えず語り続けた民主党のバラクオバマやヒラリークリントンとは異なりトランプはそのような綺麗事をほとんど口にしませんでした代わりに勝ち組と負け組について上に土に語ったんですこうした態度こそ体臭の半襟と感情とトランプの勝利の確信にあるものでしたオバマやクリントンのようなエリート達は A + A 至る道としても社会的地位の土台としても大学の学位に大きな価値を置いていましたそのため彼らにとっては能力主義が生み出すおごりや大学に入っていない人に下される厳しい評価を理解するのが難しいんです著者は現在のアメリカ政治で最も深刻な政治的分断の一つは大学の学位を持っている人々と持っていない人々の間に存在すると言います2016年の選挙ではトランプは大学の学部を持たない白人有権者の2/3の票を獲得しました一方ヒラリークリントンは修士号博士号などの上級学位を持つ有権者の間でのみ発症したんですまたトランプに投票した人々の多くはナショナリストでありクリントンに投票した人々の多くはグローバリズ m男指示していますこのような現象はアメリカ国内に止まりませんイギリスの EU 離脱の国民投票でも同様の分断が現れました大学教育を受けていない有権者のほとんどは離脱で賛成票を投じましたが大学院学位を持つ有権者の大多数は残留に投票したんですつまりアメリカでもイギリスでも学歴が政治思想を分断しているんです社会の近代化に伴い学校教育の制度化や普及とともに社会に浸透した能力主義は家柄などを本人が変えることができない属性により障害が決まってしまう前近代的な仕組みよりもはるかに公正かつ効率的で望ましいものであると一般的には考えられてきましたしかしアメリカの大統領選挙やイギリスの国民投票に見られるように能力主義は社会の連帯を蝕み時代に取り残された人々の自信を失わせたんですまた能力主義は学位こそが立派な仕事やまともな暮らしへの主要ルートだと強調することで学歴編集の偏見を生み出していますそれは古くからの労働の尊厳を傷つけ大学へ行かなかった人々を劣等感に陥れますさらに能力主義はエリート主義を助長させます社会的政治的問題をもっともうまく解決するのは高度な教育を受けた価値中立的な専門家だと主張することはエリート主義的な自惚れであると言えますこのような自惚れは民主主義を腐敗させ一般市民の政治的な発言力を奪うことになるでしょう能力主義により腐敗してしまった民主政治を再び活気づけるためには現代社会で賞賛されている能力主義的な努力が我々の社会的絆に及ぼす腐食鋼顔を真剣に受け止める必要があるんです第一章をまとめておきましょうポイント市今から半世紀以上前にイギリスの社会学者マイケルヤングは能力主義は勝者と敗者の間に社会的軋轢を引き起こすだろうと警告したポイントに能力主義社会において低学歴の人々は低い賃金に甘んじるのみならず社会的権利の喪失による不満や怒りを感じざるを得ないといんとさん能力主義はエリート主義を助長し専門家ではない一般の人々の政治的発言力を奪い民主主義を腐敗させる危険がある第五小高学歴なら性的暴行も許されるという事実ドナルドトランプの顧問弁護士マイケルコーエンは長年にわたりトランプが関わる事件のもみ消し役を務めてきました2019年2月彼はトランプを裏切り議会である表現をしましたその証言によればトランプは彼が通った大学や大学入試委員会に対している大学での成績を公にしたら訴えると脅したと言うのですトランプはおそらく自分の学業成績を恥ずかしく思ったのでしょうしそれが公開されれば大統領への立候補し確認あるいは少なくとも自分の評判に傷がつくことを恐れたようです トランプはオバマ大統領が学業成績を公開すべきだと主張していました2011年トランプは以下のように公言しましたオバマはひどく出来の悪い学生だったと聞いている不出来な学生がどうやってコロンビアへさらにハーバードへ進むというのか彼の成績を見せてもらおうではないかこのようにトランプにとって大学での成績は自身の政治活動において非常に大きな問題だったんです彼の行為が浮き彫りにしたのは学歴偏重主義が世間的に大きな意味を持つということです2000年代に入る頃には大学での成績ばかりか大学入試の出来さえもが大統領に悪評をもたらす要因となり得るほどまでに重要視されるようになったんです学歴を武器にするトランプの攻撃の仕方には彼自身のコンプレックスが反映されています大統領の言葉遣いに関するある研究によるとトランプは小学4年生の語彙レベルで話しているといいますこれは過去一世紀の大統領の中では最低ですまたトランプ政権の国務長官はトランプを能無し呼ばわりし世界情勢に関するトランプの理解は小学5年生から小学6年生並みだったと言います自分の知性を蔑むこうした論評に気分を害したトランプは苦心しながらも自分は頭のいい人間であり実のところ冷静沈着な天才であると主張しました立候補してから大統領在任中までを通じてトランプは自分の知的経歴を度々自慢しましたトランプはフォーダム大学で2年を過ごした後ペンシルバニア大学へ移りそこでウォートンスクールの学部課程の授業を受けました彼はそのことを入学するのが最も難しい世界最高の大学超天才の集団に通ったのだと自慢していますまた2016年の選挙運動中トランプはこんな不満を述べています私がリベラルな民主党員として立候補すればメディアは私を世界中で最も賢い人物の一人と言うだろうところが保守的な今日は遠いんだとメディアは厳しく批判しようとするだから私はいつもウォートンスクールへ通った優秀な学生だったあそこへ行ったこれを下富を築いたなどと言って話を始めるそう私はいつでも自分の経歴を示さなければならないトランプ自身が不満や不安に駆り立てられていたとはいえ自分は頭のいい人間だという度重なる試聴は彼にとって一つの政治的したんとなりましたこのようなトランプの苦し紛れの言い分が同じように自分の学歴にコンプレックスを抱える労働者階級の共感を呼んだんです彼らはトランプで御用エリートたちの能力主義的な驕りに怒っていましたつまりトランプの異議申し立てによって浮き彫りになったのは能力主義社会が低学歴の人々に押し付けた進捗だったんです能力主義的な経歴に関する問いかけに勅命して守勢に回った政治家はトランプだけではありません民主党のジョーバイデンは1987年の最初の大統領選漁船である有権者からどこの法科大学院に通い成績はどうだったかを答えるようしつこく迫られ気色ばんでこう言い返しました私の IQ はおそらくあなたよりずっと高いと思いますよ私は全額給付の奨学金を得て法科大学院に進みました全額給付の奨学金を受けたのはクラスで一人でしたさらに実際クラスの上位半分に入る成績を取りました学年末には政治学部で極めて優秀な学生でしたが即から三つの学位を受け123単位があれば良いところを165単位を得て卒業しましたあなたとわたしの IQ をじっくり比較させてもらえば大変嬉しく思いますその後判明しましたがこの場合での返答は誇張に満ちたものでした彼は実際には経済的必要性から一部給付の奨学金を受けクラスで最下位近くの成績で卒業して三つではなく一つの学士号を取得したのですただしここで重要なのは政治家たちが学歴を粉飾していることではなくそうする必要があると思っていることですまた能力主義的な経歴に問題が無い人々でさえ時として保身の為にそうした経歴を独占的に使用することがあります2018年の乗員におけるブレットカバノーの指名承認公聴会について見てみましょうカバのはトランプによって連邦最高裁判所陪席判事に指名された人物です資格審査も終盤に差し掛かったところでカバの桜の証人に疑義が生じましたある女性が高校時代のパーティーでカバのおから性的暴行を受けたと告発したんですよった上での性的暴行の権利について上院議員たちが問いただすとパパのは告発を否認しただけではなくなぜか奇妙なまでに的外れな能力主義的弁明を始めたんです彼は高校時代にどれほど懸命に勉強したかいかにしている大学にさらにイェール大学ロースクールに合格したかということ 明日高校の年俸にインスト性的暴行の鍵がはっきり書かれていると問い詰めるとカバのは以下のようにまるでとんちんかんな答弁を繰り広げました私は炒めさらに勉強しクラスでトップの成績をおさめましたバスケットの代表チームではキャプテンを務めましたえーる大学に合格しましたえーる大学に入るとイェール大学ロースクールに進みましたわが国でナンバーワンのロースクールです大学院にコネがあったわけではありません大学で必死に勉強して合格したんです確かにただ脳の経歴は本物ですしかし彼が18歳の時にパーティーで酒に酔って若い女性に性的暴行を加えたかどうかという問いと彼の学業成績にどんな関係があるのでしょうかこれは全く意味不明な答弁であると言えますところがアメリカでは物事の判断基準として学歴偏重主義が大きな力を持っているため学業成績が社会的信用を得るための今はんざいふとして機能し蒲を救うことになったんです結局パパのおの使命は機械で賛成多数で承認され彼はめでたく最高裁判事に就任しましたつまり現代の能力主義社会においては学歴が素晴らしければたとえ過去に女性に性的暴行を加えたとしても何の問題にもならないんですこのように政治において学歴が武器となる現象は能力や功績がいかにして石の先生となり得るかを示すものなんです第二章をまとめておきましょうジョイント市ドナルドトランプは自身の学歴にコンプレックスを抱いており度々それを誇張したがそのような苦し紛れの態度だ結果として低学歴の労働者階級の共感を呼んだジョイントにトランプ以外にもジョーバイデンなど多くの政治家たちが選挙活動を有利に進めるために自身の学歴を粉飾する必要性を感じているぽいんとさんブレットカバノーは高学歴を縦にして過去の性的暴行に関する疑義を一掃し高裁判事に就任したこのことは学歴や能力が政治において一種の先生となり得ることを示している第3章運も実力のうちといううぬぼれさてここまで能力主義が私たちの社会や政治にもたらす危険や解約について見てきました第3章では能力主義の成否についてより道徳的な側面から考えていきたいと思いますここでまず二つの社会を想定してみましょうそれらはともに不平等な社会でありその程度も同等です一つ目の社会は貴族社会です所得と資産は生まれによって偶然に決まりとつの世代から次の世代へと受け継がれます貴族に生まれたものは裕福で農民に生まれたものは貧しい暮らしを強いられます同じことが両者の子供にもその子供の子供にも当てはまります二つ目の社会は能力主義社会ですこの社会における所得と資産の不平等は雪舟特権ではなく人々が才能と努力によって獲得した小野帰結です視聴者の皆さんの多くは一つ目の世界よりも二つ目の世界の方が好ましいと思うでしょう貴族社会が正義に劣ると考えられるのは人々を生まれた階級に閉じ込めるからです貴族社会は人々に出世を許しません対照的に能力主義社会では人々は才能と相違を発揮することで自分の置かれた境遇を改善することができますこれは能力主義社会に味方する強力な論理です当然能力主義によって不平等が完全に解消されることはありません人々の才能や願望は様々であり一部の人々は他の人々よりも出世するからですですが少なくともこうした不平等は人々の生まれよりもそれぞれの能力や功績を反映したものであるという点では貴族社会よりはフェアであると言えるでしょうしかし次のように考えてみるとどうなるでしょうか自分が世界の頂点に立つか底辺に沈むかが前もって分かっているとしたら自分が金持ちだとわかっていたら二つのせ海の家どちらで暮らしたいでしょうか逆に自分が貧しいとわかっている場合はどうなのでしょうか裕福な者と貧しい者のた種はどちらの世界でも同じくらいひどいのですから自分がどの位置を占めるかが分かってもどちらの世界を選ぶかを決める助けにはならないとあなたは結論するかもしれませんしかし人間は所得や財産にのみ関心があるのではありませんりゅうふくさや貧しさが自分の社会的地位や自尊心にどんな意味を持つかも気にしているんですあなたが貴族社会の上位層に生まれていれば自分の特権は幸運のおかげであり自分自身の手柄ではないと分かるでしょう一方努力と才能によって能力主義社会の頂点に上り詰めたとすれば自分の成功は受け継いだものではなく自ら勝ち取ったものだという事実を誇りにすることができます貴族社会における特権とは異なり能力主義社会における成功は自力で地位を手にしたという達成感をもたらすんですこうした観点からすると裕福な場合は貴族社会を 社会の方が好ましいように思えますこれと同様の理由で能力主義社会において貧しいことは自信喪失につながります封建社会でロードの身分に生まれれば確かに生活は厳しいでしょうですが持続的地位にあるのが自分の責任であると苦しむことはないはずです自分が苦役に耐えながら支えている地主は自分よりも能力が高いのではなく運が良かったに過ぎないからです対照的に能力主義社会の最下層に落ち込めばそれは自ら招いたことであり成功のための才能や努力にかけていたのだと自己嫌悪に陥ることでしょうこの観点からすれば能力主義社会よりも貴族社会において貧乏であるほうがましであると考えられるかもしれませんつまり貴族社会化能力主義社会科というのは表面的な問題に過ぎないんです真の問題はそれら両方の社会が生み出す不平等にあるんです人々が能力主義について不満を訴える時多くの場合それが能力主義の理念そのものについてでは泣く能力主義を保障するためのルールが守られていないことへの不満であることがわかりますすなわち裕福で権力を持つ人は恵まれた家庭に生まれて有料な幼児教育を受けたエリートであり自分たちとはスタート地点が違うのだとか大学は能力に基づいて学生を選抜すると主張しながら裕福でコネのある人々のステーに下駄を履かせているのだなどといった具合ですこうした不満によれば能力主義は神話であり未だ果たされていない遠い約束なんですこうした不満は一見もっとものように聞こえますしかし問題がもっと根の深いものだとしたらどうでしょうか能力主義の真の問題はそれを実現できないことではなくその理想そのものに欠陥があるのだとしたらどうでしょうかここで次のように想像してみましょうある日我々人類は完璧な能力主義社会を実現しましたその結果恵まれない環境で育った人を含め誰もが特権階級の子弟と同じ土俵で競い合えるようになりましたもちろんこうした社会を実現するのは極めて難しいでしょう家族制度のせいで全ての人に平等なチャンスを与えるというのは困難ですしかしこれが実現できたものとして仮定して話を進めていきましょうこの場合本当に正義にかなう社会が成立するのでしょうか著者はそれはいささか疑わしいと言いますまず第一に能力主義の理想にとって重要なのは流動性であり平等であることに価値はないということに注意すべきです能力主義は金持ちと貧乏人の間の大きな格差が悪いとは言っていないんです能力主義の理念によれば金持ちの子供と貧乏人の子供が時を経るにつれて確認の能力に基づいて立場を入れ替えることが可能であればいいんです能力主義社会にとって重要なのは成功のはしごを登る機会を誰もが均等に手にしているということですはしごの踏み板の感覚はどれくらいであるべきかについては何も言わないんですつまり能力主義の理想は不平等の対決ではあなく平等の正当化ナンデス能力主義の擁護者は全員が平等な条件で競い合う限りたとえ不平等が生じたとしてもその結果は正義にかなっていると主張するでしょう公正な競争であっても勝者と敗者はいますある人が他の人より速く走るという事実に正義にもとる部分は何もないんですつまり問題は才能をもって生まれることが各人の実力によって得られた功績であるかどうかなんです能力主義社会は大学に振ら口入学できるだけの裕福な家庭に生まれたという優位性を実力によって得た功績ではなく継続的セシルと同列の幸運であるとして避難しますだとすれば他の形の優位性例えば特定の才能を持っていることはどうして幸運ではないのでしょうかまた自分がたまたま持っている才能を高く評価してくれる時代や社会に暮らしていることも自分の実力によって建てられたとは言えませんこれもまた運がいいかどうかの問題です能力主義信仰の魅力の大半は次のような考え方にありますすなわち少なくとも適切な条件下では我々の成功は自分自身の手柄なのだという考え方ですこうしたイメージは人に自由の感覚を与えます能力主義社会において我々は独立独行の行動次第であり自分こそが人生という物語の作者であるという感覚を得ることができるんですですが自分の才能は自分の手柄ではないと認めてしまえばこの独立独行というイメージを維持するのは難しくなります点検や特権を克服しさえすれば正義にかなう社会が到来するという能力主義的信念は疑問にさらされることになるんです自分の才能が遺伝的なうんや赤みによって授けられた贈り物だとすれば能力主義者のいう努力の成果や実力などという言葉は的外れな自惚れに過ぎませんなぜならそれは宝くじが当たったのを自分の努力の結果であるなどと公言するのと同じだからですうんは実力ではありませんむしろ実力がうんなんで 大山椒をまとめましょうポイント19代の貴族社会も現代的な能力主義社会も不平等を正当化するという点では同じ社会構造であるポイントに能力主義社会にとって重要なのは成功を得るために必要な機械が全ての人々に均等に与えられていることでありそこでは各人の能力者という問題が無視されているぽいんとさん各人に生まれつき与えられた能力や才能は宝くじのような幸運に過ぎずそれを自らの努力の結果であるとする能力主義は的外れな自惚れにすぎないいかがだったでしょうか本書の著者マイケルサンデルは学生との対話による授業ハーバード白熱教室で知られるハーバード大学の政治哲学教授ですアーマード白熱教室の様子は YouTube で日本語字幕付きで観ることが出来ますしサンデル教授の本は本日ご紹介した実力も運のうちの他にもこれからの正義の話をしようやそれをお金で買いますかなど多くのものが日本語に翻訳荒れています今日の動画を見てサンデル教授の思想に興味を持った方はぜひ本書を手に取るとともに YouTube や他の書籍などを通じてその哲学に触れてみることをお勧めいたしますここまで長らくご清聴ありがとうございました今日の動画が良かったよという方はぜひぜひ高評価ボタンだけでもポチっと押していただけますと励みになりより一層頑張りますのでよろしくお願いいたしますまたすべてのコメントに目を通させて頂いていますのでおすすめの本などありましたらぜひぜひコメント欄にお書きくださいということでここまで長らくご清聴ありがとうございましたまた次の動画でお会いできることを楽しみにしていますそれではさようなら