【VODで読める電子書籍】『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(小林 昌平[著])』の紹介

どもども、さむたろうです^^

動画配信サービス(VOD)で読めるおすすめの電子書籍や雑誌、漫画などを紹介しています。また、目的別にVODを選べるようにまとめた記事も載せているのでVOD選びの参考にしてくださいね^^

「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」
これらの現代人の悩みははるか昔から私たちを苦しめていた人類共通の悩みです。

であるならば、哲学者や思想家と呼ばれる、思考そのものを生業とする人たちが、これらの悩みに答えを出しているはずです。

平易な言葉で哲学を学べて、あなたの悩みが解決します。

■仕事
「将来、食べていけるか不安」⇒アリストテレスが答えを出しています。
「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。
「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。
「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」⇒ルネ・デカルトが答えを出しています。
「会社を辞めたいが辞められない」⇒ジル・ドゥルーズが答えを出しています。

■自意識・劣等感
「緊張してしまう」⇒ゴータマ・シッダールタ(ブッダ)が答えを出しています。
「自分の顔が醜い」⇒ジャン= ポール・サルトルが答えを出しています。
「思い出したくない過去をフラッシュバックする」⇒フリードリヒ・ニーチェが答えを出しています。
「自分を他人と比べて落ちこんでしまう」⇒ミハイ・チクセントミハイが答えを出しています。
「他人から認められたい。チヤホヤされたい」⇒ジャック・ラカンが答えを出しています。
「ダイエットが続かない」⇒ ジョン・スチュアート・ミルが答えを出しています。
「常に漠然とした不安に襲われている」⇒トマス・ホッブズが答えを出しています。
「人の目が気になる」⇒ミシェル・フーコーが答えを出しています。

■人間関係
「友人から下に見られている」⇒アルフレッド・アドラーが答えを出しています。
「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」⇒バールーフ・デ・スピノザが答えを出しています。
「家族が憎い」⇒ハンナ・アーレントが答えを出しています。

■恋愛・結婚
「恋人や妻(夫)とけんかが絶えない」⇒ゲオルク・W・F・ヘーゲルが答えを出しています。
「不倫がやめられない」⇒イマヌエル・カントと親鸞が答えを出しています。
「大切な人を失った」⇒ジークムント・フロイトが答えを出しています。

■人生
「やりたいことがない。毎日が楽しくない」⇒道元が答えを出しています。
「人生の選択に迫られている」⇒ダニエル・カーネマンが答えを出しています。
「夜、孤独を感じる」⇒アルトゥール・ショーペンハウアーが答えを出しています。

■死・病気
「死ぬのが怖い」⇒ソクラテスが答えを出しています。
「人生がつらい」⇒マルティン・ハイデガーが答えを出しています。
「重い病気にかかっている」⇒ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが答えを出しています。

※電子書籍『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(小林 昌平[著])』はU-NEXT(ユーネクスト)【31日間無料お試しキャンペーン中】で読むことができます。

見逃し配信バナー
電子書籍

>>>参考にしている動画

【2023年版】目的別でVOD選びをしたい方

アダルト動画のサブスクなら「Hey動画見放題プラン」が超おすすめです。

↑どの動画配信サービス(VOD)を選べばいいか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!↑
【文字起こし】『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(小林 昌平[著])』皆さんどうもこんにちはこん要約チャンネルの量です本日ご紹介する本は小林翔平先生のベストセラーその悩み哲学者がすでに答えを出していますです将来が不安お金が欲しい綺麗になりたい死ぬのが怖い誰でもこのような悩みの一つや二つはあるはずですですがこういった悩みは実は私たち現代人に特有のものではなくはるか昔から私たち人間を苦しめてきた人類共通の悩みなんですであるならばおよそ2000年に及ぶ哲学の歴史の中で哲学者たちはすでにこれらの悩みに答えを出しているはずなんですどこであなたの悩みを歴史上の哲学者に解決してもらおうというのが本書の趣旨です本日ご紹介する内容は以下の通りですが一生ダイエットが続かなくて辛い第2章他人から見下されて辛い第3章人生の選択に迫られて辛い第4章人生そのものが辛い御書はアリストテレスや2時など有名な哲学者が1025の悩みに答えるという形式で書かれていますが本日はその中から選りすぐりの4本をご紹介したいと思いますこの動画を見ることであなたを悩ませ続けてきた問題が一挙に解決されるかもしれません是非最後まで見て行ってくださいそれでは早速参りましょう第1章ダイエットが続かなくて辛いさて皆さんは功利主義という哲学をご存知でしょうか産業革命期のイギリスで提唱された考え方の一つで生み出される幸福の量が増大する行動こそ正しく数の量が増大する行動は間違っているという哲学ですただしさや良さよりも快諾約2の量を重んじ毎年やプロセスよりも結果を重んじるある意味現金な哲学であると言えるでしょう経済が発展し人々の生活が豊かになった時代を反映する哲学だけあって人は理性やモラルではなく偕楽と苦痛によって生きているという身も蓋もない人間理解を土台にしていますこのような考え方は欲望に突き動かされる現代の私達にも通じるのではないでしょうかそこで功利主義をベースとし私たちがなぜダイエットを続けられないのかを考えてみたら面白いかもしれません功利主義的に考えるとダイエットが続かないことやダイエットをサボることもまた一種の偕楽が原因だということになります甘いものや夜食を我慢せずに食べる快諾というのは強烈なものがあります痩せようと心に決めたもののどうしても深夜にラーメンが食べたくなるという強い欲望は時に自分は痩せるのだという理性の働きを凌駕してしまいますこのようにダイエットが続かないことは功利主義によればどれほど強い偕楽だからしょうがないということになってしまうんですこのように正しさや良さを追求する哲学の伝統を打ち破る人間本来のあり方に迫って偕楽というものの強さを重く見た功利主義哲学確かに理にかなった考え方かもしれませんがこれではダイエットが続かないという私たちの根源的な悩みは解決されませんそこで登場するのが19世紀イギリスの哲学者 JS ミルですみるは功利主義哲学の生みの親ジェレミベンサムの思想を進化させ功利主義の考えをよりバージョンアップさせました見る若い楽には量だけでなく質というものがあるのだと主張しましたそして人は二つの解釈が目の前にある時質の高い方を選ぶのだと言うのです見るは次のようにいます高級な伊藤忠中井をどちらも Siri どちらも感じられ享受できる人々が高級な貝をきっぱりと選び取ることは疑いのない事実である動物の偕楽がたっぷり与えられると約束されたからといって何かの加藤動物に変わることに同意する人はまずいないだろうつまり食べたいものを我慢せずに食べてしまうレベルの低い動物的な解釈に対して高いレベルの偕楽があることを知っているならば後者の偕楽を人は選ぶとをみるわ言っているんですダイエットであれば目の前の甘いものや深夜のご馳走を我慢することで得られる偕楽というものがあるならばそれが高級な偕楽ということになるでしょうそれは食事を減らしてポッコリ出たお腹を引っ込めることで引き締まった肉体の自分になれたという達成感これもあるでしょうしダイエットすると決めた自分との約束を守れたということで得られる自信でもあるでしょうもしこのようなビルの考え方が 偕楽によって生きているという功利主義の前提に戻れば高級な偕楽の方が低級な偕楽より快諾が強いからでしょうか目の前の美味しいものの誘惑に負けるより苦しくてもなりたい自分になれた達成感の方が偕楽が強いと言えば確かに話としては美しい感じもしますしかし本当にシェイプアップすることによって得られる達成感は目の前のご馳走を断つに足る強烈な思った快諾と言えるのでしょうかこれについてみるわ次のように言っています下劣な存在に身を落としたくないというためらいについては何度でも説明できるだろうだがそれに一番ふさわしい呼び名は尊厳の感覚である人間は誰でも何らかの形で尊厳の感覚を持っており高級な能力とある程度比例しているこの感覚が強い者にとっては尊厳と衝突するものは全く欲求の対象となり得ない見るによれば人はひとたび高い偕楽を知ると低い偕楽に戻ろうとは思わなくなります高い偕楽を知る者は低い偕楽で満足する下劣な存在に見よう塗装などとは考えなくなるんですそれは自分は高い快諾を知っているという尊厳つまりプライドがあるからですそのプライドが目の前にあるカロリーたっぷりの甘いものや脂っこいものを我慢させるんです目の前の欲望を一度でも我慢してその結果になりたい自分という高みに上り詰めた経験をした自分自身へのプライドそれを記憶に刻みつけたことが目の前の誘惑を我慢させる支えになりますそのことを見るは次のような例えで語っています満足した豚であるよりも不満足な人間であるほうが良く満足した馬鹿であるより不満足なソクラテスであるほうが良いとしてもシソの葉かなり二也がこれと違った意見を持っているとしてもそれは彼らがこの問題について自分たちの皮しか知らないからにすぎない不満足な人間は両方の皮を知っているダイエットを続けるにはダイエットを一度でも意地でも続けて痩せてみたことがあるという成功体験があることが必要になりますその成功体験が高い偕楽となり自分に定休の偕楽を我慢させダイエットを続けるためのプライドとなるんですでは今まで一度もダイエットに成功したことがないという人はどうしたらいいのでしょうか見るの理論に従えばダイエット以外で目の前の誘惑を我慢して何かにやり抜いた成功体験を思い出す Vine です誰だってこれまでにキットを誘惑に打ち勝て何かをやり遂げた経験があるはずですそこデータプライドを思い出して今晩あなたを襲う甘い誘惑をきっぱりと断ってみてはいかがでしょうかということでこの辺りで第1章をまとめておきましょうポイント市哲学者の JS ミルは正しさよりも偕楽の量を重んじる功利主義哲学を一歩推し進め快諾には量だけでなく質が悪い人はより質の高い偕楽を選ぶと考えたポイントに目先の欲望を我慢して目標を達成した成功体験が質の高い快諾となりそのような偕楽を知っているというプライドが目の前の誘惑に抗うための支えとなるポイント3見るの考え方を応用することで目の前の甘いものという質の低い偕楽を我慢してシェイプアップを達成するという質の高い偕楽のためにダイエットを頑張ることができる第2章他人から見下されて辛いあの人のあの態度はなんだろうなぜ私は人からバカにされ舐められ下に見られなきゃいけないのだろう自信がなくなる生きているのが辛くなるささやかなようで他人に見下されるというのは本人にとっては生死を分けるような人間関係の悩みですそんな悩みを解決するためにここではフロイトやユングと並べ心理学者アドラーの思想を見ていくことにしましょうアドラー心理学の名はロングセラー嫌われる勇気で脚光を浴びたことからもご存知の方が多いでしょうアドラー心理学の真骨頂といえるポイントは課題の分離ですこの考え方は職場や学校における人間関係や場合によってはいじめ問題にも応用できるものですアドラー心理学では基本的なアプローチとして何事もこれは誰の課題なのかという観点から考えを進めます例えば会社で部下が自分のデスクの上を片付けないという課題があるとしますデスクの上を片付けるこれは誰の課題でしょうか部下がゴミ屋敷のようなデスクの上を片付けるかどうかあるいは散らかしっぱなしにするかどうかこれは部下本人の課題であって上司の課題ではありませんデスクの上を片付けるかどうかは部下が判断すべき音であって調子がそれを気にして あらゆる対人関係のトラブルはこのように他者の課題に踏み込むことあるいは自分の課題に踏み込まれることによって起こるとアドラー心理学はときますそこでこれは誰の課題なのかという視点からどこまでが自分の課題でどこからが他者の課題なのかを冷静に見極め千疋するその上で他者の課題には立ち入らず自分の課題には誰も立ち入らせないこの課題の分離が出来るだけで対人関係の悩みは改善するとアドラーは言いますでは他人から見下されてつらいという悩みに課題の分離を適用するとどうなるでしょうか結論から言えば下に見られたくないと願うのは自分の課題かもしれませんが私のことを下に見てくるかどうかは他者の課題だということです自分を下に見てくる人がいたとしても自分はそこに介入することはできないし辞めさせることもできないだとすれば下に見てるやつは勝手に下に見せておけばいいじゃないかと有用に他人の課題と自分の課題を切り分けることができれば問題は起こらないんですつまり下に見られるということ自体が問題なのではなく下に見られることを自分の課題であるかのように気にしてしまうことを他人の課題が自分の課題であるかのように錯覚してしまうことが問題なんです他人の課題を勝手に背負い込むから苦しくなるのだとアドラーは言っています下に見てくる人は下に見ることでしか生きられない何かを抱えている人です優越コンプレックスや劣等コンプレックスを抱えているのかもしれませんですがそれはその人自身の課題です一方あなたはあなたで下に見られることを自分の課題として内面化させてしまうくらい自信がないのであればそれはあなた自身の課題ですまだまだ改善したり努力すべきことがあるのかもしれません何にせよ下に見ているその人にはその人なりの課題がそしてそれとは別にあなたにはあなたの課題があるということでとはいえ自分の課題と他人の課題がどうしても引きはがせる息苦しさを感じてしまう時もあります例えばひどいいじめひどいいじめにあって私は生きている価値がないんだと追い詰められてしまった時そんな時は相手の課題を自分から無理やり引き離すためにその環境から思い切って逃げてしまった方がいいでしょうより大きな共同体で考えればいいとアドラーが入ったように学校や会社に無理に行くことは考えず居心地のいい場所に逃げ込んでとにかく生き延びることですそしてその苦痛を跳ね返せるくらい歩いは切り離せるぐらい自分に価値があると思える状態に回復するまで休憩すればいいんですあなたはあなたの課題を生きればいいのであって他人の課題を引き受ける必要はない誰の人生でもなくあなたの人生を生きればいいんですさてということで第2章をまとめておきましょうポイント1アドラー心理学によれば他者の課題には立ち入らず自分の課題には誰にも立ち入らせないという課題の分離ができるだけで対人関係の悩みは改善するポイントに他人に見下されるのが辛いとき下に見られること自体が問題なのではなく下に見られるという他人の課題を自分の課題であるかのように気にしてしまうことが問題であるポイントさんいじめなどが原因で自分の課題と他人の課題がどうしても引き離さない場合はその環境から思い切って逃げてしまった方がいい第3章人生の選択に迫られて辛い人生は難しい選択の連続ですキャリアカー結婚観結婚するならあの人かこの人かサラリーマンが独立化企業の誘いに乗るか乗らないか人生の決断以外にも Siri 無数の決断が目の前に迫ってきますあの鍵を上司に相談するかしないかお昼ご飯をどこで食べるか上司のご機嫌取りに飲みに連れ出すか家族との時間を優先して真っ直ぐ帰宅するか人生の選択はちょっとしたことから重い言葉でどんな場面でも多かれ少なかれ九重を伴いますその時何か支えになるような理論的な指針のようなものはないのでしょうか実はこれを選べというような積極的なものではないにせよ消極的な指針といったものは存在します認知科学をベースに行動経済学という新しい学問を確立したアメリカの心理学者ダニエルカーネマンによるプロスペクト理論がそれです何この理論の結論を言ってしまうと人間は合理的な判断ができないということですからねママこのことを実証するためにいくつかの実験を行いました一つ目の実験はこんな具合です目の前に二つのボタンがあるとしますえーのボタンを押すと80%の確率で4000ドルをもらえる年 B のボタンを押すとを100% さてあなたならどちらを選ぶでしょうか実験の結果多くの人がなんと B のボタンを選んだそうですですが統計学における期待値で言えば果たしてどちらの選択肢が合理的でしょうかボタンへの期待値は4000ドルかける80%=3200ドルです一方ボタン B の期待値は3000ドルかける100%で3000ドルですつまり期待値で見れば実はボタン A の方が高いんですなのに私たち人間は直感的に B のボタンを押してしまうんですそれでは次の実験はどうでしょうかボタンを押すと80%の確率で4000ドルローソンするボタン B を押すと100%の確率で3000ドル損するじゃあ今度はどちらを選ぶでしょうかこの実験では何とボタン A を選んだ人の方が多かったですこれも期待値で検証してみるとボタン柄は3200ドルの損失であるのに対しボタン B は3000ドルの損失とボタン B の方が数学的には損失が少ない選択肢ですにも関わらずボタン A を選ぶ人が多いという結果が出たんです皆さんの選択もそうではなかったでしょうかカーネマンはこうした実験を行った結果人間は利益についてはより確実な選択肢を選ぶ傾向があり損失についてはリスクを取ってギャンブル的な選択肢を選ぶ傾向があるという結論を導いています期待値が合理的な選択基準だとして人はなぜそれとは異なる選択肢を選んでしまうのでしょうかそれについてカーネマンは人間は損失の苦しみをより気にしてしまうという指摘をしています利益と損失が同額であった場合同じ額の利益を得る喜びよりも損失はなんと2.25倍苦しみを強く感じるというデータが得られています逃した魚は大きいということわざはこのような人間の性質から来ているんでしょう人間は損をしたくない感情的な生き物であり損することの苦しみを避けるが為に時に合理的でない選択をしてしまうんですプロスペクト理論以外にも人間が合理的な判断ができないことの例を挙げることができますコロンビア大学で選択の心理学を専門とするシーナアイエンガー教授の実験です食料品店の試食コーナーに24種類のジャムと6種類のジャムを並べた場合を比較します6種類揃えた時は試食客の30%が購入に至ったのに対し24種類並べた場合だと試食客の3%しか買わないという実験データが得られましたこの実験からわかることは人は選択肢が多ければ多いほど自由が増すように見えて実は洗濯できなくなってしまう選ぶこと自体を放棄してしまう傾向があるということですこれを選択まひと言いますこのように人は合理的な判断をすることが難しいだけではなく選択肢が増えると判断自体ができなくなることも証明されているんです洗濯をすることはやはり難しいことなんですそこで人生の指針落として出来るだけ自分で洗濯しないように心がけようとアドバイスする心理学者もいるほどですしかしねそうは言っても現実にはどちらの選択肢かに決めなくてはならない場面が多いでしょうその時まだ納得しきっていない段階で名前をと直感で洗濯するのは禁物です選択肢の先にまだわからないモヤモヤとしたところがあるならそこがクリアになるまで判断を保留にすることが重要です最後の最後の最後で決めること場合によっては判断を他社に任せることも一つの方法ですもっと言えばいくつかの選択肢が向こうからで払ってから考えても無駄ではないんですなぜなら人間が自分で決めることには限界があり常に一氷の危険を伴うからですパット決断するのがかっこいいのだという社会通念に争いその場では優柔不断と取られたとしてもできない判断は保留にすることカーネマンは直感で即決する施工だけでなく熟慮する慎重な思考問題王子だと説きました映画 B かの二者択一を迫られてもそれで納得できないならば諦めずに粘って自分に合う椎谷でいいと言った答えを探すこともまた悔いなく生きる道ではないでしょうかということでこの辺りで大山椒をまとめておきましょうポイント市カネマンのプロスペクト理論によれば人間は期待値に比例して合理的に物事を判断するのではなく状況や条件によって期待値を歪めて判断してしまうポイントにシーナアイエンガーの実験によれば人は選択肢が多いと選ぶこと自体を放棄する洗濯麻痺に陥ってしまうポイントさんこのように人間が合理的な判断ができないことを踏まえた上で直感で即決する施工だけでなく熟慮する慎重な思考の重要性 苦しい借金を繰り返してもう返さないぐらいに膨れ上がっている家族も身近な人間関係ももはや修復不可能なまでにこじれ悪化してしまった気力体力ももうない悩みが積み重なり肉体的にも精神的にも追い詰められ死ぬしかないと思ったことはありませんがそんな時机上の空論のように思われる哲学があなたの言うような支えとなるかもしれません20世紀を代表するドイツの哲学者マルティンハイデッガーならば次のように言うでしょう本気で死を意識したということは自分の体の全体性言い換えれば本当の自己の性に目覚めたということであるハイデッカーによれば今を生きる多くの人が日々どうでもいい空疎なおしゃべりに時間を浪費していますどうでもいい世間話や盛り上がりで貴重な時間を空費し虚しい人生を送るだけで自分の持つ固有の可能性である子のことを忘れて生きているんです死ぬなんてことは普通全くの一言ですよ親戚が亡くなったといった形で一言としては理解できるけれども自分事として捉えることはまずありませんそれでもあるとき人は不意に漠然とした不安に襲われることがあります先行きに対する得体の知れない不安ハイデッカーによればその不安の正体は自分という存在もまたいつか死ぬ存在であることを告げ知らせようとする子の不安だと言うんですその不安を先回りし積極的な意味に転換することはできないだろうかハイデッカーはこう考えましたというのも人生における夢が叶う成功するといった他のあらゆる可能性の不確実性に比べて自分が死ぬということだけは唯一手応えのある確実に存在する可能性だからです何人といえども誰か別の人が死ぬのを肩代わりしてやることはできない死ぬことをどの人間もそれぞれ自分で引き受けなくてはならない芝本質的にそれぞれ各自のシリアル多くの人が空虚な無駄話は盛り上がりでごまかそうとしているけれども誰にとっても子は必ずやってくる死ぬということだけは人は確実にできる別に自分から死のうとしなくたって人は確実にいつか死ぬことができてしまうそのように本気で自分の子を取られた時誰とも交換できない一回限りのかけがえのない自分という存在の本来あるべき姿が立ち上がるんですとはいえそもそもしよう本気で自分事と感じることは難しいですし頭ではわかっていても本音としてはダラダラと過ごしたいししなんて考えずに容器に暮らしたいというのが人間というものです使用を忘れてだらだら生きたいという気持ちに知識で打ち勝つことは容易ではありませんですが肉体的経済的精神的な苦境に追い込まれ今は本気で塩を考えざるを得ないという人はどうでしょうか自分はいつでも死ぬことのできる存在だとやむを得ず実感している人は塩を間近に感じている部分生々しい感覚を持って自分の人生の全体を先取りしていますハイデッカーの有志会のさきがけを理屈ではなく生身をもって体感しているんですこのことは価値のある大きな体験ではないでしょうか今すぐにも死にたいそんなどん底の淵にあっては一歩間違えれば本当に死んでしまうかもしれませんしかし見方を変えれば塩を生身で感じているからこその可能性が開かれているとも言えるんですスイスの臨床心理学者カールユングは人間の心理を表と裏の二面で捉え表の顔の裏側にもう一人の自分が蠢いていることを盗撮しました例えば死にたいと訴える人は自分が死ぬ夢をよく見るのだそうですユング派心理学者の河合隼雄はその夢を今の自分を破壊して生まれ変わりたいという願望であると分析します死にたいと訴えるのは肉体的に死にたいということではなく社会的に死にたいということつまり生まれ変わりたいということなのだとそうだとすれば肉体的に死ねる自殺を思いとどまる代わりに社会的に死ぬことを考えることはできないでしょうか人生のどん底で首をくくって或いは電車に飛び込んで肉体的に死んでしまうのならいっそ自分はいっぺん死んだのだと開き直ることはできないでしょうかどうせ死ぬんだったらやれるだけのことはやってみようという最後の覚悟をすることはできないでしょうかその最期の覚悟でもって生活苦でも仕事の失敗でも人間関係の問題でも何でももうどうにもできないと思える困難に体当たりでぶつかって見るんです人は塩を本気で決意した時こそが根源的な時間である人生の残り時間を生き始めるんですというところで第4章をまとめておきま 1回限りのかけがえのない自分という存在の本来あるべき姿が立ち上がるポイント3生きるのが辛くて死にたい時どうせ死ぬんだったらやれるだけのことはやってみようという覚悟を決めることで本当の人生が開かれるいかがだったでしょうか本日ご紹介した他にも本社には現代人がチョクメンする前に15の悩みとそれに対する歴史上の哲学者たちの回答が描かれていますこの動画を見て興味を持たれた方はぜひ本書を手にとって読んでみてくださいここまで長らくご清聴ありがとうございました今日の動画よかったよという方ぜひぜひ高評価ボタンだけでもポチッとお願いいたしますそれではまた次の動画でお会いできることを楽しみにしていますさようなら