『いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか(立花隆[著])』の紹介【VOD電子書籍】

どもども、さむたろうです^^

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知の巨人が遺した、今を生きる人へ贈る言葉

2021年、惜しくもこの世を去った知の巨人・立花隆。
彼が全生涯をかけて追ったテーマは、
人はどこから来てどこへ行くのか……?

人間とは何か、生死とは何か、人生とは何か?
そしてよりよい人生のためには
どう生きればよいのか?どう考えればよいのか?

知の巨人の思索の旅と、読者へのメッセージを一冊に凝縮。
池上彰の解説とともに贈る「21世紀の君たちはどう生きるか」

生きるとは、旅すること。考えること。

立花隆の膨大な著作のなかから
厳選したテキストをダイジェストで収録。

彼が終生追い続けた
人間とは何か、死とは何かを振り返り
そこから「ではなぜ、どのように生きるか」を
学んでいく一冊となっています。

書籍の冒頭、立花隆の思索世界にいざなう解説文は
同じくジャーナリストである池上彰氏による書き下ろしです。

この本を読めば見えてくる、
限られた人生の正しく、楽しく、おもしろい生き方。

冒頭解説:池上彰

第1章 人間ってなんだろう?
・自分を知るために、人間とはなにかを知りたい
・人間は関係性のなかにある
・わたしとあなたの多様性
・人間の関係性はどうして育まれたのか?
・人間が生き延びられたのは、おそろしい本性があったから!?
・人間の基本的欲求は知識欲
・知識欲は人間だけのものなのか?
・人間と動物の考える力の差
・考えるのをやめられない人間
・人間は何を知りたいのか?
ほか

第2章 死ってなんだろう?
・死とはなにかは大事なテーマ
・死を知るには、学ばなくてはいけないことが多すぎる
・そもそも生物学は寿命のことをわかっていない
・少なくとも人間は死を避けられない
・死はやっぱり怖い
・死はどうして怖いのか?
・だれも死のことを知らないから怖い
・死の恐怖に哲学は勝てるか?
・死の恐怖に宗教は勝てるか?
・死が怖くないというのも怖い
ほか

第3章 人はなぜ生きるのか?
・自殺はいけないことなのか?
・「この世は生きる価値がない」なんてない
・生きる目的を考えた哲学者
・生きるのは生きるためとしか言いようがない
・生きるのは死なないためとも言えるかもしれない
・目の前を生きる以外にない
・生きて目の前をウォッチできる喜び
・ぼく自身の生きる理由
・生きないという権利もある
・ただ問い続けるしかないのだ

第4章 人はどう生きるのか?
・精神まで老けてはいけない
・悩み続き、失敗続きでもいいじゃないか
・とはいえ失敗を避けるためには?
・ぼくの人生は悩みにあふれていた
・ぼくの人生は旅の生涯でもあった
・移動が人間を進歩させる
・空海の旅
・旅の価値、人生の価値は成り行きにある
・成り行きが有効な理由
・わからなくてもいい、がむしゃらであれ
ほか

第5章 考える技術
・基本的姿勢はソクラテスから変わらない
・ソクラテスが悩んだこと
・ソクラテスはどうしたか?
・ソクラテスが手に入れた「無知の知」
・対話には重要な「批判」がある
・科学の世界にも「批判」がある
・科学的思考とは、シンプルに考えること
・シンプルに考えるとはどういうことか?
・シンプルがカオスになり、またシンプルに戻る
・迷宮入りしない問題設定の作法
ほか

第6章 いまを生きる人たちへ
・現代を心して生きよう
・明けない夜はこれまでなかった
・人間は時代から逃げられない
・時代を甘んじて受け入れる強さを持とう
・それでも歴史を学ぶ意味
・現代はたいへんだが、でも大丈夫
・現代は知的におもしろい
・どうして現代はおもしろいのか?
・現代が戦う相手とは?
・科学も自然も味方につけて
ほか

 

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【文字起こし】『いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか(立花隆[著])』自殺をするのはいけないことじゃない皆さんどうもこんにちは本要約チャンネル納涼ですいつもご覧頂き誠にありがとうございます今回は立花隆先生のいつか必ず死ぬのになぜ君は行けるのかを解説していきますご存知の通り立花隆先生は20世紀の日本を代表する思想家でその著作は宇宙工学から田中角栄論に至るまで幅広い分野に及び市の巨人と呼ばれていることで有名です本日はどんな立場な思想を理解するために最高の入門書を持って参りましたそんな本書の中から本日ご紹介致します内容は以下の三つ第1章なぜ私たちは生きるのか分子生物学が導き出した身も蓋もない人生の結論第2章自殺するのは悪いことじゃない目からウロコの立花孝志粒子の哲学3第3章これであなたも家の巨人学習効率が圧迫上がりする立花隆思考術個人的な話になりますが私は10代の頃から橘先生の本が大好きです図書館で借りてはよく読み漁っていましたそのため昨年先生が心筋梗塞で亡くなられた時は本当にショックでした本書は立花隆先生の膨大な著書の中から人間とは何かというテーマを中心に抜粋し再構成したものになっていますこの手のいわゆる跳躍本は大抵耳障りのいい格言だけを都合よく取り出して原著者の人を骨抜きにするような本ばかりなんですが本書はそのような本とは一線を画し立花思想のエッセンスが凝縮された素晴らしい内容になっていますもちろんこれ一冊だけで立花先生の思想のすべてを理解することはできませんが立ち話そうの入門書としてこれほど優れた本は他に見当たりませんこの動画を見ることで立花思想のエッセンスを理解しその奥深い人間のみなさんの生活に役立てることができるはずです是非最後まで見て行ってくださいそれでは早速参りましょう第1章なぜ私たちは生きるのか分子生物学が導き出した身も蓋もない人生の結論いつか必ず死ぬのになぜ私たちは生きているのかこれは人生における究極の問いの一つであると言えるでしょうその答えを知るためにはまず私たち人間が何者なのかを知る必要があるのではないでしょうかそこで本書では人間とは何かという哲学的な問いについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います市庁舎の立花先生は人間とは何かを考えるにはまず自分以外の人間全てと自分との関係性を考えなければならないと言いますなぜなら人間とは関係性の動物でありその関係性は違いから生まれ人間とは何かを知る上で最も大切なのは私たち人間一人一人の違いについて知ることだからですここで著者がいう人間の違いとは黒人や白人といった物質的な違いではありません著者はあくまでメンタルな存在としての人間の多様性を重要視していますつまり人間とは何かを考える時私たちは人間の心の中の多様性について知る必要があるんですメンタルの世界は物質的世界と違い普遍的ではなく個性的ですしたがって私たち一人ひとりの世界認識は個々人によってそれぞれ異なります例え同じものを見ても私とあなたでは認識内容が異なるわけです子供が大人になるというのはまさにこの尻つまり他人は自分と全く異なった存在で物の見方や感じ方が全て違うのだという事実を知ることに他ならないと立花先生はおっしゃいます子供はこの世界は異質な世界認識をしている他人等で充満しているという事実を知ることによって初めて大人になるんですそしてそのためには子供は他社と出会わなければなりません自分とは異質な人間と出会いその相手と自分との違いが分かるところまで相手に接近してみることが必要なんです人間の関係性はまさしくこのようにして生まれたということができるでしょうつまり子供が大人になる過程は私たち人間の進化の過程そのものだというわけです私たち人類は文明を持つまでにどれほど捕食されて 社会性の賜物だと言えるでしょう仲間に危険をいち早く知らせ互いに助け合って機器をくぐり抜ける人は狩りをするのと同時に駆られる存在でもあったがために社会性をここまで発達させることができたんですこのように進化した私たち人間の世界星はしかし決して美しい側面だけではないと著者は言います人間は自然界で弱い存在であったがゆえにありとあらゆる卑怯な手を使って種の存続を測ってきました事実世の中を眺めてみれば人間社会は美しい相利共生関係だけでできているわけではないことが明らかであるいは騙し合いあるいは奪い合い人間社会の中にはさもしい関係性が至る所に展開されていることがわかるでしょそうであれば私たち人間は猿のような動物と何が違うのでしょうか誰山の頂上を目指して他人を蹴落とし時に他社にマウンティングを取っていい気になるされた家が果たして私たち人間と何が異なるというのでしょうかに立花先生は私たち人間は猿から多くのことを学ぶことができるといいますいやむしろ私たちには誰から学ばねばならないことがたくさんあるんで私達人間と動物的なものとを区別するものが何なのかを知るためには重要なヒントを与えてくれますいつどこでどのようにして猿が人になったのかがわかれば猿と人との違いひいては動物と人間との違いが分かるはずだからです人間と猿の違いを考える時哲学ではしばしば猿がシェイクスピアの作品を書けるかという問いが持ち出されます猿にタイプライターを与えその機械的な操作方法を教え混みますそして毎日毎日めちゃくちゃにタイプを叩かせますもちろん猿は人間の言語理解しませんからそれは全く無意味なアルファベットの羅列でしかないでしょうしかしそれを延々と続けていればある時全く偶然に一つか二つの意味のある単語をたたき出すこともあるでしょうさらにそれが続けばこれまた全く偶然にちゃんと意味のある一部をたたき出すことも可能かもしれませんさらにさらにそれが続いていけば猿が全く来る前にシェイクスピアの作品と全く同じ文章をタイプライターで叩き出すということはあり得るでしょうか理論的にはその可能性はゼロとは言えませんですがそんなことが起こる確率は非常に小さく事実上ゼロと言っても差し支えないでしょうかって哲学はこのような論法によって猿と人間は違うものであり人間は特別なんだと結論付けてきましたしかし20世紀後半に分子生物学が目覚ましい速度で発展することでそのような哲学の論理は崩されかけています最新の分子生物学によれば生命の誕生は偶然の化学反応によって起きた出来事にすぎず生命の進化は DNA の複製家庭で起きた偶然の事故の首席に過ぎないとされていますそのような進化の頂点に立つ人間の精神世界もまた物質の偶発的な事件の挿話の産物にすぎないというわけで私たちの DNA は複製される際に10万回に一度の確率でエラーを起こすと言われています猿の中でも最も人間に近いとされているチンパンジーは私たち人間と同じく30億塩基対の DNA を持ちますが人間とチンパンジーの DNA の違いはわずか2%と言われています30億塩基対の2%ですから単純計算で6千万円きついということになります10万階に一度の確率でエラーが起こる複製において6000万の塩基対が置き換わるということはものすごく話を単純化する宇土1/100000の6000万乗という天文学的に小さい確率なんでこれほどまでに確立の小さい事象が起こることはまさに奇跡と言えるでしょうここで話を先ほどのタイプライターの例に戻してみましょう猿がでたらめにタイプライターを叩く時にシェイクスピアの作品と全く同じ文章を叩き出す確率は理論上ゼロではないにせよ非常に小さい確率でしたよねであるがゆえに人間は猿と異なる特別な存在であるというのが従来の哲学の理解でしたですがその確率は30億塩基対のうちの2%の DNA が偶然に変異する確率とどれほど違うものでしょうか分子生物学が私たちに示した無味乾燥な現実を鑑みれば つまり分子生物学によればシェイクスピアの優れた作品も私たちのこの素晴らしい文明もまた全て稀な確率で発生した事象の積み重ねの産物にすぎず決して特別なことではないんだというわけで私たち人間というのは意味を求める動物ですそれゆえわたしたちは自分たち人間の存在に何か特別な意味を持って上がります人間存在に物理現象以上の意味を求めたがるんです分子生物学がここまで進歩する以前な生命現象に神秘的な未知の領域がたくさんある間はそこに特別な意味を求めることは容易でしたですが価格が低迷現象を物理現象として解明していくにつれて私たち人間の存在の神秘は消えつつありますやがてすべての生命現象が物理現象に還元され私たち人間の存在には何の特別な意味もないことがアンプなきまでに証明されてしまうかもしれませんそうなった時あなたはどう行きますか残念ながらこの問いに答えはありません答えのないこの問いこそが立花先生が私たちに提示した人生の哲学なんですさあそれではここで第1章をまとめておきましょうポイント市私たち人類は生存競争を勝ち抜く中で高度な社会性を身につけてきたしかしその社会性は決して洗練されたものではなく猿と同じように敵対心や悪意に満ち溢れたものであるポイントに分子生物学は人間が猿から進化したのは DNA の複製過程で起こる物質的なエラーの集積の結果にすぎず人間存在は決して特別なものではないという身も蓋もない結論を私たちに提示したポイントさんこのように人間存在が無意味であると知った上でいかに生きるのかこの遠い子育て立花孝志が私たちに残した生きると言うことの哲学の真髄である第2章自殺するのは悪いことじゃない目からウロコの立花孝志粒子の哲学3戦全勝では本書の根幹を成す私たちはどう生きるのかという哲学的な問いについて述べて参りました続く本章ではより個別的な内容について見ていきましょう独特の景観で知られ家の巨人と呼ばれた立花隆先生は宇宙科学から生命哲学に至るまでありとあらゆるジャンルのエッセイを書き残しています橘思想のエッセンスを凝縮した本書からも著者の博学さは十二分に伺いますが本書ではその中から特に氏というテーマについて書かれた内容をピックアップしてご紹介したいと思います本性で要約する立花孝志粒子の哲学は1上級職の真実と心臓をえぐりとるて死んだ犬に自殺するのは悪いことじゃないさ子とは何かなぜ人は死を恐れるのかこの三つで一つずつ見ていきましょう立花孝志粒子の哲学市臓器移植の真実と真相をえぐり取られて死んだ犬20世紀に活躍された立花隆先生はジャーナリストとして移植医療の発展を目の当たりにしこの分野について様々な著作を残されています臓器移植に関する先生のエッセイには彼自身の死生観が非常によく反映されていますのでまずはそれについて見ていきましょう日本では臓器移植というのはまだまだマイナーな治療法ですがその分野で最先端をゆくアメリカでは臓器移植はすでに市大医療産業となっています日本の臓器移植件数が年間400件程度であるのに対しアメリカのそれはおよそ年14000件でこの数字はアメリカの移植医療の先進ぶりを如実に表していると言えるでしょうアメリカの臓器移植は unos という移植臓器配分ネットワーク組織が中心になって運営されていますどこかでドナーが出るとすぐさま全米の待機中の患者のリストと照合し最適なレシピエントが選び出されるようになっているんですアメリカでは臓器が摘出された後の痛いからさらに脂肪や筋肉といった組織までもができるって誰ティッシュバンクを通じて全米の医療としきに配布されるようになっています著者の立花先生はジャーナリストとして全米最大のティッシュバンクを見学されたことがありそこで先生は人間の遺体が徹底的に再利用されている現場を目の当たりにしたと言いますそこでは骨や皮膚血管に至るまであらゆる利用可能な組織が痛いからと の髄までしゃぶり尽くすのに似ていると立花先生は今野生動物の世界でハイエナやハゲタカがやっていることを人間の世界では医者や赤十字が行なっているんです著者はこれこそ最も現代的な食物連鎖であり生命連鎖の末端であると飲めます現代社会においては人間が食物連鎖の中で現実に食われる側にもあることはめったにないものの人間の肉体が徹底的にバラされて再利用されていく様はまさに人工的な生命連鎖そのものであると言うんですし学生を支えていると言えば聞こえはいいかもしれませんが現実の臓器移植の現場はこのように決して美しいものではありません私は医学生の頃実習で生体腎移植のオペに立ち会うチャンスに恵まれましたが取り出された腎臓に群がる泌尿器科医たちは今思えば確かに餌の周りを徘徊するハイエナに似ていたかもしれません著者はまた心臓外科医の取材の中で犬を使って心臓移植の実験手術をする現場を見たこともあるといいます人間では市飲食は脳死のドナーから行いますが犬の場合には人間と違いドナーもレシピエントも健康な犬です両者の手術台を二つ並べ手術が開始されますドナーから心臓が切り取られると全員の目がその心臓に集中しますその間ドナーの方にはもう誰も関心を払いません移植された心臓が血流再開とともに動き出すのを見て著者は思わず拍手をするほどの感動を受けたと言いますですが視線を手術現場から写した時ついさっきまで健康に生きていたのだが今は心臓えぐり取られた死体として転がっているのを見たんです一方の手術台には命と喜びがあるがもう一方の手術台にはただ死体が転がっているこれが移植の真実かと著者は思いました一方に精を与えればた方には歯が残るんです著者はそうだからといって移植医療に反対しているのではありません光の裏には必ず影があり体の喜びの裏には必ず死があるということを忘れてはならないそれこそが立花先生が言わんとしていることなのではないでしょうか生きる喜びの裏に常に潜む暗い部分から決して目を背けてはならないんです立花孝志粒子の哲学そのに自殺するのは悪いことじゃない皆さんもご存知の通り日本では毎年の自殺者数が2万人を超え自殺率では G 7の中で日本は第1位であり続けていますいじめが原因で若い人が自殺をすると大きなニュースになるなど日本では今や自殺は社会問題と言えるでしょうですが果たして自殺は本当にいけないことなのでしょうか立花隆先生は僕は必ずしも自殺がいけないことだとは考えていませんどうしちゃって今自殺はいけないものだと当然のように思っているわたしたち普通の人間にしてみればちょっとショックな言葉ですよね立花先生はなぜこのようにおっしゃるのでしょうか考えてみましょう子供時代から定年時代を通じて一度も自殺したいと思ったことがない人はいないのではないでしょうか心の中で一度でも自殺を考えたことがない人がいたとしたらその人は心の成長過程に何か欠落があったと言えるのではないだろうかと著者は言います人間が普通に育って行けばどこかの段階で死にたいと考えることが必ず一度はあるそれはむしろ人間の健全な精神的成長の1段階なのではないかと立花先生は考えます確かに橘先生のこのような考えには納得がいきます小児精神医学において青年期特有のアイデンティティの悩みが心の発達に不可欠であるとされるように自殺について考えること自体は決して悪いことではないと言えるでしょうですが自殺について考えるのはいいとしても実際に自殺してしまうことこれは悪いことなのではないでしょうかこのように考えてしまう私はやはり凡人のようです橘先生は子供が自殺したいと真剣に考えついには実行に移すことはあり得ることでそれが絶対ダメだとは言い切れないとおっしゃいますもし実行に移さないのであればそれは果たして本当に真剣に悩みぬいたと言えるのでしょうか真剣に悩みぬいたからこそ自殺を実行してしまったのではないでしょうかもしその選択が本気で悩み抜いた結果なので ではないでしょうかだいぶ踏み込んだ議論ではありますがこの問いには正解はないはずです橘先生は自殺という問題を介して正解のない哲学的な問いを私たちに投げかけているのかもしれません立花孝志粒子の哲学その子とは何かなぜ人は死を恐れるのか人は何かあっこの問いは人類の歴史を通じて常に私たち人間を悩まし続けてきた問題ですしについて私たち人間が分かっているのはたった二つだけ一つは人間は決して使用を避けられないということそしてもう一つは避けられない死を私たち人間は恐怖しているということで著者の橘先生は私たち人間がなぜ死を恐れるのかという切り口から歯について考察しています私たちが抱いている漠然とした死への恐怖を詳細に分析してみるとその恐怖の内容は大きく三つに分けることができますしによって自分の存在がこの世から消えてしまうことに対する恐怖痛みなどの歯のプロセスについての恐怖そして死後の世界に対する恐怖の三つでプロセスについての恐怖は医療のテリトリー死後の世界に対する恐怖は宗教のテリトリーということができるでしょう宗教においては多くの宗教が死後の世界を約束することで市営の恐怖を克服してきました医療の世界では昨今のターミナルケアの発展によって今安いにつきまとう痛みは回避可能なものとなりつつありますですがそれでも先ほどの第一の恐怖すなわち市によって自分の存在がこの世から消えてしまうことに対する恐怖だけは私たち人類にとって未知のものであり続けています人間は知らないものを本能的に怖がりいます人はその成長過程において何度も初体験を経験しますが入学や就職結婚などそのたびに人は不安でいっぱいになるものですですがどんな初体験に際しても年上の人を観察したりネットで検索したりするなどして予備知識を得ることができます場合によっては現場で手取り足取り指導してもらうことも可能でしょうですがしという人生最後の最後のライフステージに関してだけは誰も確実な予備知識を与えてくれませんネットでどれだけ検索しても死という体験がどういうものなのかを誰も教えてくれないんですこのことから著者は死というライフステージだけは私たちがたった一人で何の予備知識もなしに通過しなければならないライフステージなんだとおっしゃいます市の向こう側に入った人は誰一人としてそれによって得た知識をこちら側に持ち帰ってきてはくれませんからこそ推しは永遠の謎であり永遠の不安と恐怖の対象であり続けてきたんですがいかがでしょうかそれでは第2章をまとめたいと思いますポイント1移植医療によって人の命が助かるのは素晴らしいことだがその裏ではどのあの子というくらい現実が横たわっていることを決して忘れてはならないポイントに身について真剣に悩むことが心の成長にとって不可欠であるとしたらその過程で塩を選ぶこともまだ決して一概に悪いことであるとは言い切れないポイントと私たちは新しいライフステージに踏み入るたびに不安を感じるがその対処法のほとんどは先人に学ぶことができるしかし死というライフステージだけはそれが何かを誰も教えてはくれず私たちはたった一人で足を踏み入れなければならない第3章これであなたも家の巨人学習効率が爆上がりする立花隆思考術さここまでを通じて人間とは何か家氏についてなど立ち話そう理解する上で決して避けては通れない哲学的命題に言及してきました素晴らしい思想ばかりでしたが辛い話もあってちょっと疲れちゃったかもしれませんねそこでこの動画の最後となる本書ではガラッと思考を書いて日々の生活で役立つ立花孝志龍の思考法についてご紹介したいと思います生鮮ちの巨人とも言われた立花隆先生はの大医学から田中角栄論に至るまでありとあらゆる分野の書物を書き残しています私たち凡人にはなぜ一人の人間がこうも膨大な知識を脳みそに蓄えることができたのか不思議に思いますよねですがほんの少し思考法を工夫するだけでも学習効率が格段にアップするということを本書の中で著者は教えてくれています金勝ではそのおこぼれに預かり この三つを実行するだけで学習効率が爆発的にアップするとともに効率的な問題解決法まで身に付けることができます立花先生に憧れて私も家の巨人になりたいんだと思っている方はぜひぜひ最後まで見て試してみてくださいそれでは一つずつ解説していきましょう立花孝志粒子口実その1アウトプットより先に大量のインプット最近はビジネス系インフルエンサーなどの影響で何よりもまず行動力が大事であると言われがちで業務改善方法で有名な PDCA 理論は既に古臭い物って誰プランなどいいからまずはどうだまずはどういう団体行動からはじめよと言われるようになってきましたそんな現代にあっても立花先生はアウトプットの前にまずはたくさんのインプットをしようとしちゃいます時代に逆行するようなご意見ですがどのような理由があるのでしょうかまずアウトプットを先に行うという最近流行りの方法はアウトプットの過程で見つけた問題を解決するためにインプットするという点で僕的先行型インプットと言われます目的にとって不要なインプットをせずに済むという点では確かに能率が高いことは事実ですしかし立花先生は人生はノーリツだけが全てではないとおっしゃいが能率を上げすぎて目的に関係しない部分をどんどん切り捨てていけば初めに設定した目的が人生のすべてになってしまいますそしてそこから一歩も動けなくなってしまうんで逆にインプットを先にすると目的とは異なる情報が自然に手に入ります遠くてきたってという点では確かに非効率ですがそれこそが大切なんだと立花先生はいますなぜなら目的達成には直接関わらないプラスアルファの情報によってアウトプットが当初の目論見以上に豊かなものになるためですウニ目的が先行しすぎると指摘インプットは貧しいものになっていきますそうなれば当然アウトプットも貧しいものになりますザイザルインプットによって蓄積された豊かな知性こそが良いアウトプットノート状になるんです立花孝志流思考術その2最も楽な方法こそが世界に至る道筋である先ほど目的から外れた情報であってもどんどんインプットするべきだと述べましたがそうして得られた知識を応用する過程においては少し事情が異なります学習の過程で無駄なものをどんどん取り入れるのがいいというのと逆に思考の過程ではとにかくシンプルに考えることが大切であると著者は言うんです論理学の世界で有名な命題の一つにオッカムの剃刀というものがありますある目的を達成するために少ないものでできることを多くのものでしてはならないという命題です自然界には対象エネルギーの法則がありあらゆる自然現象はより少ないエネルギーで進む方向に自然に流れていきますこのことは水が高いところから低いところになられることからも明らかでしょそして私たちの思考法もまた水の流れのようにあるべきなんですなぜならそれこそが成功への近道だからです物を考える際人間が直感的に理解できる変数は三つまでであると言われていますこれは私たちが認識できる空間が3時間までであることに由来しますそのため自然科学の実験ではたとえ数多くの因子が関わる事象であっても他の条件を一定に保つことで考察対象とする変数は一つか二つに定めるのが常識です施工においてもこの方法が役に立ちます私たちは何かを考えるとき多くのことをいっぺんに考えてしまいがちですですが思い切って考え事を一つか二つに絞ってみましょう残りのものは判断を保留にしておくんです一件遠回りに見えるようなこの施工方法こそが自然の法則に則った一番の近道なんです立花孝志龍思考術その3考えごとが迷宮入りしてしまった時のたったひとつの対処法考え事をしていて迷宮入りしてしまうことってよくありますよねそんな時に考え続けても埒があきませんなぜなら思考が迷宮入りしてしまったというのは問題設定の方法がそもそも間違っているかもしれないからです論理学では問題には利用設定問題と雨量設定問題の二つがあるとされます秒設定問題とは一時的な答えがある問題で無料設定問題はそれがない問題のことです不良設定問題は答えがないわけですからそれについていくら考えても当然答えは導き出せません考え事で迷宮入りしているあなたは メンタルにも応用できますのでぜひぜひ取り入れてみてくださいそれでは第三者をまとめたいと思いますポイント1アウトプットを先にした上で目的先行型インプットを行うことは確かに効率的だがインプットが貧しくなることですその結果であるアウトプットもまた貧しいものになってしまうという欠陥があるポイントに水が高いところから低いところに流れるように私たちの時効もまた最も少ないエネルギーで到達できるところに答えがあるポイント3考えごとが迷宮入りしてしまった時はそもそもの問題設定が間違っていないかどうかを見直す必要がある問題を見直した時それについて考えること自体が無意味であると気づくことも多いいかがだったでしょうか冒頭でも申し上げた通り本書は立花隆先生の膨大な著書の中から人間とは何かというテーマを中心に抜粋し再構成した内容となっています立ち話島のニューも恩師として最適な本ですのでこの動画を見て立花孝志についてもっともっと知りたいと思ってくれた方はぜひ本書を実際に手に取って読んでみてくださいここまで長らくご清聴ありがとうございました今日の動画良かったよという方ぜひぜひ高評価ボタンだけでもポチポチっと押して頂けますと励みになりより一層頑張れますのでよろしくお願いいたしますということでそれではまた次の動画でお会いできることを楽しみにしていますさようなら最新動画を見たい方は左をクリックおすすめ動画が見たい方は右をクリックチャンネル登録もお待ちしています