『また、あちらで会いましょう(四宮 敏章 [著])』の紹介【VOD電子書籍】

どもども、さむたろうです^^

動画配信サービス(VOD)で読めるおすすめの電子書籍や雑誌、漫画などを紹介しています。また、目的別にVODを選べるようにまとめた記事も載せているのでVOD選びの参考にしてくださいね^^

人生最期の1週間がどんなふうに過ぎていくか知っていますか? 
 
奈良県立医科大学の緩和ケア医が発信する、 
YouTubeチャンネル「ドクタートッシュ 緩和ケアの本流」  
で亡くなる前の1週間のプロセスを解説した動画を投稿したところ、多くの反響が寄せられています。 
 
人が死に対する恐怖心を抱くのはその実情を知らないからではないか、死を知ることから生きることを前向きに考えられるようになるのではないかと感じたという著者。 
最期まで自分らしく生きるために、身近な人の死を受容して生きていくために、 
不安の正体を因数分解しながら、前向きに人生を歩んでいくための言葉を1冊にまとめました。 

 【目次】 
 プロローグ――看取りが教えてくれた「人生で大切なこと」  
病気は身体だけでなく、心も苦しめると知った  
死を怖れるのは自然な感情  
「怖れ」の感情が消えるとき  
穏やかな最期、感謝にあふれた看取り 
  笑顔の旅立ちから生まれる希望  
誰もが「幸福な死」を実現できる 
 
 第1章 「死」とは何か―人が亡くなるまでの1週間 
人が死ぬまでの1週間、どんなことが起きるのだろう  
いのちの終焉を知る  
別れの準備に向けて知っておきたいこと  
亡くなる2週間前、私がご家族にお伝えしていること  
苦しんで死を迎えるイメージは間違い  
人格を豹変させる「せん妄」とは  
せん妄は正しい治療で症状を回復できる 
  回復できない「終末期せん妄」に備える  
「お迎え体験」で死の恐怖が薄らぐ  
 死の瞬間。そこに苦しみは存在しない  
亡くなる直前のプロセスを知る  
本当に苦しまずに死ねるのか  
 
 第2章 病気は悪ではない―人生の意味を見いだした人々 
この病は、なぜ私に与えられたのかと考えてみる  
病気は人生の一部である  
病むことで学べる、成長できる 
  うつ病が教えてくれること  
 人は、死ぬ瞬間まで成長できる力をもっている  
すべての人に備わる「レジリエンス」  
がんになったことに感謝したい 
 第3章 大切な人が死に直面したとき 
―家族にできること、悲しみと向き合うには 
もし、大切な人が余命3カ月と告げられたとしたら  
余命は確定的なものではない  
メッセージを伝え合う幸せ  
 つらい気持ちを我慢する必要はない  
大切な人と別れなければいけない悲しみに 
  聞いてもらうだけで心の準備ができる  
 大切な人の死の後は悲しみが訪れることを知っておく  
つらい思い出は簡単には癒えない  
記念日反応を知ることでつらさを回避できる 
 大切な人を亡くしたときの後悔は起こるものだと知る  
喪失の悲しみを癒やすには  
 亡くなる瞬間に立ち会えなくても後悔のない別れはできる  
いのちは機械のスイッチではない 
  亡くなった人の気持ちを想像してみる  
大切な人のために尽くしたすべてが看取りになる  
 遺族の心に寄り添うには、相手の声に耳を傾けるだけでいい  
遺族にかけてはいけない言葉  
ただ黙ってそばにいることが癒やしになる  
 
 第4章 いのちに寄り添う医療とは 
―心療内科と緩和ケアの可能性 
痛みと心は密接に関係している  
健康とは何か。病むとはどういう状態か  
身体と心をまるごと診る「心療内科」とは  
身体を診ることで、心がみえてくる  
病気があっても人生を楽しむことはできる  
 人生をよりよくするための医療、それが「緩和ケア」  
がん診断直後から求められる「緩和ケア」  
緩和ケアは患者さんとその家族を癒やすもの  
がん患者が抱える4つの苦しみ  
治療の目的とは。医療の本質とは 
 
 第5章 死は人生の終着点なのだろうか 
―医師が考える魂、死後の世界 
最後のあいさつは、さようならではない。 
また、あちらでお会いしましょう  
死を楽しみにしていた朝日先生が教えてくれたこと  
死は新しい世界への入口  
死にゆく人を癒やすいちばんの言葉  
この世は魂を成長させるための場所  
人はなんのために生まれてくるのか 

 

さむたろう
『また、あちらで会いましょう』は、四宮敏章が著した、人生最期の1週間と死について考察する一冊です。奈良県立医科大学の緩和ケア医である著者が、YouTubeチャンネル「ドクタートッシュ 緩和ケアの本流」で発信している情報をもとに、死に対する恐怖心を軽減し、生きることを前向きに捉えることができる方法を提案しています。本書を読んで、僕は死について新たな視点で考えることができました。死のプロセスを知ることで、死を怖れる感情が薄れ、人生の大切な瞬間をより意識して生きることができるようになりました。また、著者が語る緩和ケアや心療内科の役割について知ることができ、病気や苦しみに対する理解が深まりました。さらに、本書では、家族や友人が死に直面したときにどのように対処すべきか、悲しみと向き合う方法についても触れられています。これらの情報は、私たちがいずれ直面するであろう喪失や悲しみに対して、前向きに取り組む力となります。また、本書の中で語られる患者たちのストーリーや魂や死後の世界についての考察は、人生の意義や目的について深く考えさせられました。これにより、人生をより充実したものにするためのヒントを得ることができました。全体的に、『また、あちらで会いましょう』は、死や病気に対する考え方を変えるための貴重な一冊です。死を恐れることなく、人生を前向きに生きる力を与えてくれる本書は、誰もが読むべきだと感じました。

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この動画は、篠宮俊明氏の著書「また、あちらで会いましょう」を要約したもので、死に向き合うための3つの準備について解説されています。死ぬことを想像すると恐ろしいと感じるのは自然な感情だが、いつか必ず死ぬことを受け入れることが重要であると述べられています。また、病気を治療する心療内科専門医の四宮先生が、3000人以上の患者さんの死を見送ってきた経験から、死に向き合う方法についてアドバイスをしています。動画では、その中から「死ぬ瞬間に苦しみはないがん患者が死ぬ直前の5つの兆候を解説する」と「死後の手続きについて」の2つが紹介されています。

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【文字起こし】(11555) 【ベストセラー】「また、あちらで会いましょう」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】(00:00) 絶対に覚えてあなたの大切な人の最後を 見送るために必要な3つの準備を解説し ますいつもご覧いただきありがとうござい ます本要約チャンネルのりょうです本日ご 紹介する本は 篠宮俊明先生のまたあちらで会いましょう です夜 布団で寝ている時なんかにふと自分はいつ 死ぬのだろうかとか死んだら自分はどう なるんだろうと考えてしまうことはあり ませんか死ぬことを想像すると自分が この世から消えてしまうことが 恐ろしく感じますよね 永遠に何かを感じることも思うことも動く ことも何もできなくなってしまうんです ですから死にたくないとか死ぬのが怖いと 感じるのは自然な感情だと思います ただ一つ確かなことは生きている人間は 間違いなく死ぬという事実です私たちは いつか必ず死んでしまうんですいつか必ず
(01:06) 死ぬのであれば私たちは自分自身の死や 大切な人の死と向き合うほかありません死 はごく自然なものとして受け入れることが とても重要なんです本書はがん患者さんの 心身の辛さをケアする 緩和ケアと体と心の両方から 病気を治療する心療内科を専門とする 四宮先生が3000人以上の 患者さんの死を見送ってきた経験から死に 対する向き合い方についてアドバイスをし てくれています 篠宮先生は自分の病気と向き合い死から目 を逸らさずにしっかりと向き合うことが できた人は 穏やかな最後を迎えられると言います自分 は幸せだった生きていてよかったそう 思えるような最後を迎えるためにも あるいは大切な人に 穏やかな死を迎えてもらうためにもぜひ死 の向き合い方について一緒に学んでいき ましょうそんな
(02:09) 必ず 訪れる死との向き合い方について 懇切丁寧に書かれている本書の中から本日 ご紹介いたします内容は以下の3つです第 1章死ぬ瞬間に苦しみはないがん患者が 死ぬ直前の5つの兆候を解説します第2章 使用を恐れるな人間は死ぬ瞬間まで 成長できる力を持っている第3章大切な人 の使徒を向き合うために必要な3つの準備 とはどれもとても大切な内容ですぜひ最後 まで見ていってくださいそれでは早速 まいりましょう第1章死ぬ瞬間に苦しみは ないがん患者が死ぬ直前の5つの兆候を 解説します第1章では死の苦しみについて 解説していきますどんな人でも自分が死ん でいくことをはっきりと想像することは 難しいでしょう 病気で死ぬのか何か事故に巻き込まれて 死ぬのかも分かりませんしとんでもない
(03:14) 苦しみや痛みを感じながら死んでしまうの かも 想像もできませんよね私たちが死を恐れる 大きな 原因の一つは死ぬ時の苦しみに対する 恐怖があるからではないでしょうか日本人 の死因はガンや心疾患 脳血管疾患 肺炎などの病気と 老衰が大きな割合を占めています 不慮の事故や自殺などの死因ももちろん ありますが大半の人は自宅か病院のベッド で亡くなるわけです特に日本人に多い死因 は癌ですおよそ3人から4人に1人の割合 でガンが直接的な原因で亡くなります他の 病気と癌を併発している人もいますので がんになる人の割合はさらに多くなります がんと聞くと痛くて苦しむ病気だと思い ますよねがんになって苦しみながら死ぬの が怖いと考える人は本当に多いと思います ところが 四宮先生は一般的には8割のがん患者さん
(04:19) は何もしなくても自然に眠るように最後を 迎えると言います残りの2割の患者さんは 苦しみを和らげるために 睡眠薬による痛みの緩和が必要な場合も あるそうですが 睡眠薬や医療用麻酔によって 寿命が短くなることもないです今日は ほとんどの患者さんは死の瞬間苦しみを 感じないと言うんですホスピ水位になって 3000人以上の患者さんの死を見送って きた 四宮先生は 適切な症状 緩和ができればほとんどの患者さんの最後 はとても穏やかなものになると言います こう聞くと苦しまないで死ぬことができる んだとホット安心できる一方で本当に 苦しくないのか実は苦しんでいるんじゃ ないのかと 疑いたくなる気持ちもありますよねそこで 第1章では特にがん患者さんが最後にどの ようになくなっていくのかなくなる直前の プロセスについて
(05:22) 解説していきたいと思いますさて多くの がん患者さんは 抗がん剤治療を行いますですが 抗がん剤の効果がなくなり 治療医から 積極的な 抗がん剤治療を終了するかどうかの話をさ れるタイミングができます要は薬が効か なくなって 末期状態を迎えているということですね実 はこの時点では 患者さんはわりかし元気なことが多いです もし心身が弱っている場合でもそれは 抗がん剤の 副作用や痛みなどの症状があるためでこれ らの症状を緩和できればまた元気になる人 が多いのだそうですがん患者さんの体調や 日常的な行動の自然経過を観察すると 抗がん剤治療が終わってから市の1ヶ月前 くらいまでは 比較的 元気に過ごせるといいますですがだいたい なくなる1ヶ月くらい前になると 症状が急速に悪化して体調が目に見えて 悪くなっていきますこの状態を 四宮先生のような
(06:27) 緩和ケアを行う医療者の間では 週単位での変化というそうです 病状や体調が1週間前と比べて大きく 変わってくる体の状態を意味しているわけ ですそして 亡くなる1週間前になると 非単位での変化になってくると言います この状態になると 毎日 毎日 病状や体調が変わっていきますそして 亡くなる1日前2日前になると時間単位で の変化になって 患者さんに死の直前の特徴的な 症状が現れるといいます 具体的にはなくなる直前の患者さんには次 の5つの兆候が現れます1 意識 混濁 2000名3化学呼吸4 獅子のチアノゼ5頭骨動脈の諸口負荷 医療用語なのでちょっと難しいですよね それぞれの兆候を身近な人ががん患者さん になっている状況を想定して分かりやすく 解説していきましょうまず一つ目の意識
(07:32) についてですが 亡くなる1週間から2週間前から 患者さんは 眠る時間が徐々に増えていきます 亡くなる数日前になるとほとんど 眠った状態になり呼びかけに反応しない ことも多くなってくるそうですこの状態を 意識コンダクトと言いますただ皆さんに 忘れないで欲しいのはそばに親しい人や 大事な人がいることを本人は感じられると いうことですまた 耳の機能は最後まで残ります最近の研究で はなくなる直前の人の脳波が他人の声に 反応したという報告もあるそうです最後の 最後まで大事な人の声は聞こえるんです それって大きな 希望になりますよねたとえ反応できなくて も家族などを大切な人が近くにいてくれれ ば最後まで安心できるはずですですから 四宮先生はがん患者さんのご家族にはそば にいて手 逃げて話しかけてあげてください最後まで
(08:35) あなた方の声は聞こえていますからそう 伝えているそうです次に2つ目の自然声明 について見ていきましょう 患者さんがウトウト眠ることが多くなって くると 唾液や痰がうまく飲み込めなくなり呼吸と ともにゴロゴロという音が出て 喘いでいるように聞こえてきます人によっ ては水に溺れているような苦しそうな音に 聞こえますこの状態を自然全明と言います かなり苦しそうな音に聞こえるんですが実 は 患者さんが深く眠っている時に起こる現象 なので周りの人が思うほど 患者さんは苦痛を感じていないそうです 自然全明が 患者さんを苦しめているのではないかと 口の中の唾液の吸引が必要だと感じて しまう人が多いんですが無理に吸引をする ことで逆に患者さんを苦しめてしまいます 自然声明は 患者さんの35%くらいに起こり 亡くなる2日前から現れ始めます事前喘鳴 が起きたら無理に吸引はせず
(09:41) 口の中に溜まったものをガーゼなどで拭っ てあげましょうそれくらいの対応で十分な んです次に3つ目の 科学呼吸について 解説していきますさらに死が近づいてくる と呼吸が荒くなって 顎を上下に大きく揺らすような呼吸になっ ていきますこのような呼吸を 科学呼吸と言います呼吸をしているように 見えても 胸が動いていないためほとんど呼吸ができ ていません化学呼吸が起きている状態は ほぼ意識がありません呼吸ができていない なら苦しいんじゃないのと思われるかも しれませんが 患者さんは苦痛を感じていないので安心し てください 慌てずに見守ることが大切です化学呼吸は 95%の患者さんに見られる現象で なくなる7時間前から8時間前に現れてき ます 次に4つ目の獅子のチアノーツについて ですが 亡くなる56時間くらい前には手足が紫色 になったり冷たくなったりしますこれは新
(10:46) 機能をはじめとする全身の循環系の機能が 低下するために起こる現象ですこの時期に なると 尿もほとんど出ない状態となります 獅子のチアノーゼは患者さんの80% くらいに起こる現象だそうですそして最後 に5つ目の 橈骨動脈の 諸口負荷についてですが 豚骨動脈というのは手首にある動脈です 私たちが手首で脈を測る時に触る場所と いえば分かりやすいでしょうこの 橈骨動脈を触っても 脈拍を感じることができなくなったら なくなる23時間くらい前だと思い ましょう 脈拍がなくなってから呼吸が止まり心拍が 止まり 瞳孔が開くという市の山頂港を示したとき その方に市が訪れたことが分かります このように 元患者さんを見取るときに5つの兆候が見 られますが 四宮先生はよく最後は苦しくないの でしょうかという質問を受けるそうです 特に遺族に行った調査によると66%の 遺族が
(11:51) 唾液やターンを飲み込めずにゴロゴロと喉 が鳴ってしまう自然声明を見るのが 苦しかったと答えたそうです 64%の遺族が 溺れているようだったと感じ59%が実測 するのではないかと心配だったと感じた そうですこの回答から分かる通りがん患者 さんを見取るときに本人はひどく苦しんで いるのではないかと遺族の方は感じてい ます 患者さんの最後はほとんどの場合 意識が混濁して会話もできませんので本当 に苦しんでいるのかそれとも苦しくないの か 意思表示をすることができません そのため苦痛があるかないかは表情や現象 で客観的に 判断するしかありません自分が看取った時 に 患者さんがひどく苦しんでいるように見え たから 癌は辛い苦しむ痛い怖いといった話が自然 と広まっていったのでしょうし自分も死ぬ 時は苦しむのではないか痛いのではないか といった 支援の恐怖が生まれてしまうんでしょう
(12:54) ですが苦しそうに見える自然税名や化学 呼吸が起こっている時 患者さんはほぼ 昏睡状態ですから見た目ほど苦しくあり ませんもし苦痛があるなら手足を動かすと か 血圧が上がるとか何らかの体の変化がある はずです 口の中の唾液をガーゼで拭ってあげれば ゴロゴロとした音が簡単になくなることも あります表情を見てあげれば実は苦しく なさそうだなってことも多いはずです大切 なのは死の兆候が見えてきたらできるだけ そばにいてあげることです 最後まで 耳が聞こえているので本人が好きな音楽を かけてあげたり話しかけてあげたりして あげましょう多くの患者さんは 亡くなるまで 普段通りに過ごしていたいと言います家族 にして欲しいことはそばにいて普通に 過ごしてもらうことなんです普通でいる ことは本当に 幸せなことですさあいかがでしたでしょう かがん患者さんを見取る側の視点に立って 亡くなるまでのプロセスを解説しましたが
(13:59) 実は多くの患者さんが5つのプロセスを 自然にたどって 穏やかに亡くなっていくことが伝わったか と思いますこのように聞くと苦しんで死ぬ のは怖いと思っていた方も死に対する イメージが少し変化するのではない でしょうか第2章ではより具体的に使徒の 向き合い方について 解説していきますのでここで一旦第1章に ついてまとめておきましょうポイント1 がん患者はなくなる直前に 意識混濁自然 芸名科学呼吸自身のチア納税 納骨動脈の諸口負荷という5つの兆候が見 られる特に喉がゴロゴロなって溺れている ように聞こえる 視線声明は苦しいように見えるが 患者さんは苦しみをさほど感じていない実 はがん患者は見た目に反して苦しまずに 穏やかになくなっていると知ろうポイント に人は足の直前まで 耳が聞こえている 反応を示すことはできなくても大切な人が そばにいてくれることを感じることが
(15:02) できるので誰かを見取るときはできるだけ そばにいて手を握ってあげたり話しかけ たりしてあげようなくなる直前までそばで 普通に過ごしてあげることが 患者の幸せなしにつながる 第2章使用を恐れるな人間は死の瞬間まで 成長できる力を持っている続いて第2章で は自分の使徒の向き合い方について 具体的に解説していきます第1章では 医学的な観点から死に至る5つのプロセス を解説してきました 身体的な苦しみというのは 想像するよりも感じないということが 分かったかと思いますただ死の恐怖は 苦しみだけではありませんよね自分が この世から消えてしまうという心理的な 恐怖も当然ながら大きいですよね 特に私たちが死と向き合うきっかけになる のは 病気になった時です死ぬ前にほとんどの人 が病気になり死を実感する時がやってくる んですつまり死の向き合い方とは
(16:07) 病気との向き合い方でもありますそこで死 の向き合い方を考えるにあたって 病気という観点から見ていきたいと思い ますさてまず一つ皆さんに質問します 病気になることは不幸なことでしょうか こう聞かれればまあほとんどの人は 病気は不幸なことに決まっているでしょう 」って答えるでしょうそりゃ誰でも痛い 思いや苦しい思いはしたくないですよね 不幸だって考えるのは当たり前かもしれ ませんですが本当に 病気は悪であり不幸なものなのか 改めて考えてみましょう ブッダは人間にはせいろう病死という4つ の苦痛があると言いましたどのような人で もいずれは年をとって何らかの病気になっ で死んでいきますどんな人でも性老病死は 平等にあってその苦しみからは逃れられ ないんです 病気は自分だけがなる特別に不幸なもので も 理不尽なものでもなく私たちの人生の一部 なんです生きることが当たり前なように
(17:14) 病気になって死んでいくのも自然な現象な んですこう考えると生きることに意味を 見いだすのが人生であるのと同じで 病気になって死んでいくことに意味を 見いだすのもまた人生であると考えられ ませんでしょうか ナチスの強制収容所を生き延びた心理学者 の ヴィクトールフランクルは夜と義理という 有名な本の中で次のように言いました人間 は人生から問われている存在である人間は 生きる意味を求めて人生に問うのではなく 人生からの問いに答えなくてはならない フランクルの言葉に 病気を当てはめて考えてみますとなぜ自分 は 病気で苦しまないといけないのかと考える のではなく苦しい病気はなぜ自分に 与えられたのかと考えることが大切である ことがわかります 強制収容所で死と向き合っていた フランクルだからこそ言える重みのある 言葉ですよね 篠宮先生もまた 病気は私たちの心を成長させる大きな機会
(18:19) であると言います 病気になって自分の死を意識した時に今 までの人生を振り返ることで学べることが たくさんあるんですさてここで本書に載っ ている一つのエピソードを紹介します 膵臓癌になってしまった50代の現役看護 師の女性でガンが発見された段階で手術が できない状態まで彼女のガンは進行してい ました 副作用がきつい抗がん剤治療を何とか 乗り越えた彼女はガンが発覚した当初は 病気になったら家族に迷惑をかけてしまう し神様なんていないと思ったなんて自分は 不幸なんだと感じたそうです入院 治療は本当につらかったし痛みで眠ること ができない日が続いて死も覚悟したといい ますそれでも彼女はがん患者になって気が ついたこともたくさんあると言いました 例えば 抗がん剤の薬が何の薬かわからないと不安 に感じて説明を受けるまでは薬が怖くて 飲めなかったそうですその経験から
(19:24) 患者さんが抱える不安に共感し 看護師である自分は今まで 患者さんの気持ちに寄り添えていなかった んだと 身にしみて感じたそうです また旦那さんの気持ちもよくわかったと 言います仕事が忙しいのに 毎日 面会に来てくれる旦那さんに自分のことを どう思っているのか 尋ねてみたところ 良くなってほしいと思っているに決まって いるじゃないかと 涙ぐんで言われたそうですその言葉を聞い て自分は家族に大事に思われていることを 彼女は改めて実感したそうですそしてガン になって初めて 幸せを感じていると彼女は言いました 癌になって 絶望的な気持ちや苦しみを味わったにも かかわらず彼女は病気を通して以前よりも 自分の人生を 肯定的に 捉えることができるようになったんです 病気は自分の人生を見つめ直すいい機会に なります例えば風邪をひいた時に家族の 優しさや温かさを実感することってあり ますよね
(20:28) 病気になって他人の気遣いや親切心に 触れることもあるでしょう苦しんだり 葛藤したりする中で人間の心は 成長することができます優しさや温かさ 親切心に触れると自分も相手に返してあげ たいという気持ちが大きくなりますよね これからの人生でもっと相手のことを 思いやって生きていこうとかもっと相手を 大切にしようという気持ちも芽生えてくる ことでしょうこうやって考えると 病気は不幸な面ばかりではないと思います よね人は死ぬ瞬間まで 成長できる力を持っています心理学の世界 には心的外傷後成長という概念がありまし て人間は心に大きな傷が残るような 過酷な体験をした後でもそれを乗り越えて 精神的に 成長していくことができるんですまた心理 用語の一つにレジリエンスという言葉も ありますレジリエンスは 困難な状況や危機的な状況に陥っても うまく適応し乗り越えられる力を指します
(21:32) 使用を感じるような病気はただ怖いだけで はありません 絶望の淵を経験することで私たちは何か 新しい 価値観を手に入れることだってできるん です新しい 価値観を手に入れることって 成長するってことですよね 病気を通して大切な人との深いつながりを 感じることができたり新たな自分の可能性 に気がついたり自分の人生の意味に気が ついたりと私たちは死ぬ瞬間まで 成長できるんです人間は誰だって病気に なりそして死んでいきます 病気になったり死んだりすることを恐れて 逃げようとしても誰にでも例外なく 病気や死は訪れますそれならば むしろ病気になったことに感謝し自分の 人生の価値を死ぬ瞬間まで高めていく方が より素敵な人生になるのではないでしょう か真に直面することで人の愛に気がつい たり人を深く愛せるようになったり人に 貢献できるようになったり自分の生きる 意味を感じ取ることができればあなた自身
(22:37) の人生だけではなくあなたの周りの人生に もいい影響を及ぼしますあなたという人間 は死んだら消えてしまいますがそばにいて くれた人はあなたが死んだ後も生き続け ますあなたが死んでしまった後も世界は 回り続けるんです 病気と向き合い 成長したあなたが自分の人生を生きた意味 を世界に残せたとしたら死ぬことへの恐怖 も和らぎませんでしょうか市は例外なく 訪れるからこそ死ぬまで成長を続けること が自分の死との向き合い方であり自分の命 との向き合い方であると考えてみましょう といったたところでここで一度第2章に ついてまとめておきましょうポイント1 人間が死と向き合うきっかけになるのは 病気になった時である死ぬ前にほとんどの 人が病気になり死を実感する時がやって くることから市の向き合い方とは病気との 向き合い方であると言えるポイントに どんな人でもせいろう病死は平等にあって その苦しみからは逃れられない
(23:43) 病気は特別に不幸なものでも 理不尽なものでもなく人生の一部である 病気は心を成長させる大きな機械であり 自分の人生を見つめ直す機会と捉えよう ポイントさん人間は死ぬ瞬間まで 成長できる力を持っている 病気を通して大切な人との深いつながりを 感じることができたり新たな自分の可能性 に気がついたり自分の人生の意味に気が ついたりと死ぬ瞬間まで 成長を続けることが自分の死との向き合い 方であり自分の命との向き合い方であると 考えよう 第3章大切な人の人を向き合うために必要 な3つの準備とは続いて第3章では大切な 人の死との向き合い方について 解説していきます自分の死と同じように あるいはそれ以上に大切な人や家族の死と 向き合うのは怖かったり辛かったりする ものです例えばあなたの奥さんや旦那さん が
(24:45) 癌で闘病を続けてきたと想像してみて くださいどんどん病状が進行して 抗がん剤の治療が続けられなくなったり 家族であるあなたにお医者さんから 余命はあと3ヶ月しかありませんと 告げられたとしたらあなたはどういう 気持ちになるでしょうか何をしたらいいか わからない不安や恐ろしさを感じる大事な 人がいなくなるなんて考えられないこんな 風に絶望的な気持ちになる人も多いと思い ますですが余命3ヶ月なんてあっという間 です 特に 抗がん剤治療が困難な末期状態の場合3 ヶ月の余命が1年も2年も伸びることは ほぼありません むしろ3か月よりも短くなることの方が 多いくらいです 病状が急変して3ヶ月と言われていた余命 が数週間や数日になったりする可能性だっ てありますですから 治療が終了して 終末期に差し掛かった時点で最大限の希望 を持ちながらもしっかりとした準備をする ことがとても大切になってきます何も準備
(25:51) ができないまま 急に大切な人とお別れするなんて 嫌ですよね大切な人だからこそ死と 向き合う必要があるんですとはいえ大切な 人の使徒を向き合うにあたって 具体的にどのような準備が必要なのか わからない人も多いでしょうそこで第3章 では 具体的に3つの準備について紹介していき ます1大切な人に余命を伝えるに大切な人 とメッセージを伝え合う3つらい気持ちを 我慢しないそれぞれ 詳しく見ていきましょうまずは一つ目の 大切な人に余命を伝えるについて見ていき ますこれは人によって考え方は違うと思い ますが 患者さんに余命を知らせるか知らせないか 判断しなければならない時が来ます 結論から言いますと 篠宮先生は本人に余命を伝えた方がいいと 考えているそうです例えば 余命3ヶ月の場合 患者さんは元気な場合が多く3ヶ月という 余命の実感は
(26:55) わかないかもしれません第1章で見てき ましたが 患者さんの体調が悪くなってくるのは なくなる1ヶ月前くらいですそれならば まだあなたの大切な人が元気なうちに残さ れた時間をどう過ごしたいかについて 話し合う方が一緒に思い出を作る時間が 増えたりできるだけ多くのやりたいことを できるようになります 余命を伝えることで残された時間を後悔し ないで生きるためにどんなことをしたいの かどこでどのように過ごしたいのか本人が 自分自身で決められる方が私も重要な気が しますもちろん 余命を伝えるとショックだろうからあえて 隠すというのも選択肢の一つですこれ ばかりは正解はありませんですが残された 時間をどう生きていくかを話し合った方が 体調が悪くなって動けなくなってから後悔 する可能性が小さくなることはぜひ頭の 片隅に留めておきましょう次に2つ目の 大切な人とメッセージを伝え合うについて 解説していきます大切な人を見送るに
(28:01) あたって一番してほしいことは大切な人へ メッセージを届けることと大切な人からの メッセージを受け取ることだと篠宮先生は 言います 大切な人が人生の最終段階に差し掛かった 時あなたがその人に伝えたいメッセージは 何か考えてみてください 患者さん本人も大切なあなたに対して伝え たいメッセージがあるはずです今しか時間 がないのであれば本当の気持ちをお互いに 共有しましょうもし今まで言えなかった メッセージがあるのであればお互いに 伝え合いましょう例えば両親が亡くなる前 に 産んでくれてありがとうと伝えたり 旦那さんや奥さんが亡くなる前に今まで ありがとうや愛していると伝えてあげたり してくださいどのような遺族でも多かれ 少なかれ後悔の気持ちを持っているもの です大切な人が亡くなった後もずっと辛い 気持ちを抱えている人も多くいます一方で 大きな後悔を持たずに前を向いて生きて いける人もいますそれは
(29:07) 薄情だからとか感謝や愛が小さかったから というわけではありません大切な人が 亡くなる前にしっかりと見送る準備をして 大切な人と気持ちや思いを伝え合うことで 心の整理ができているからでしょうあれを 言えばよかったこれも伝えればよかったと 後悔してもなくなってしまえば一生伝えて あげることはできません相手が生きている うちしかできないことがありますそして あなたは大切な人が亡くなってからも生き ていけますその時大切な人からの気持ちや 思いがこもったメッセージを受け取って いればその言葉があなたの人生の力になる はずですお互いに思いや考えを伝え合う ことで 患者さん本人もあなたや家族も 幸せな最後を迎えられるのではない でしょうか 最後に3つ目の 辛い気持ちを我慢しないについて見ていき ましょう日本語で予期したんという言葉が あります聞きなれない言葉だと思いますが 悲嘆とは大切な人を失った時に感じる
(30:12) 悲しみのことを言います 悲嘆に良きという言葉がついた予期したん は大切な人が亡くなってしまうかもしれ ないと思った時に生じる辛い気持ちです誰 にでも感じる人間としてとても自然な感情 ですですがそんな悲しい感情を 患者さん本人の前では出してはいけないと 思って見送る側の多くの人はつらい感情を 押し殺したり 我慢したりしがちだと篠宮先生は言います 実は 軒下を我慢する人は 我慢の積み重ねで体や心を壊してしまう 可能性があります本人の方が苦しんでいる んだから自分が泣き言を言うわけにはいか ないと気丈に振る舞うのは立派なことです ですがもし今 癌と中の家族がいる方やこれから大切な人 の闘病を支える時が来た時にはどうか自分 自身の辛い気持ちを 隠すことなく 癒すことも大事にしてください誰かに話を 聞いてもらうことで心の準備ができたり 覚悟ができたりしますそして心の準備が
(31:17) できると大切な人との最後の時間を 充実させることが可能になってくるんです その結果として実際に大切な人が亡くなっ た後の悲しみも軽くなります 篠宮先生は大切な人の死に直面できずに 亡くなってから後悔したり必要な手続きを していなかったりしたことで大変な思いを した遺族を多く見てきたと言います予期 スタンは我慢せず辛い気持ちを表に出して しまうことで癒されます 辛い気持ちを吐き出すことはあなたの弱さ ではありません人間として自然な感情を 素直に外に出すことで無理せず自然体で 大切な人との最後の時間ボタンをしっかり 過ごせるようになるんですここまで大切な 人の死との向き合い方について 解説してきました本書では他にも自分の 使徒の向き合い方や遺族との向き合い方 辛い闘病生活へのアドバイスなど 病気と死との付き合い方について 解説してくれていますので 興味がある方はぜひぜひ概要欄のリンク から本書を手に取ってみてくださいねと
(32:22) いったところで第3章についてまとめて いきましょうポイント1大切な人の余命が わかった場合本人に余命を伝えた方が残さ れた時間で思い出を作る時間が増えたり やりたいことをやる時間が増えたりする 元気なうちに余命を伝えて大切な人と残さ れた時間をどう過ごしたいのかを話し合う ことで後悔する可能性を少なくできると 考えようポイントに大切な人を見送るに あたって一番重要なことは大切な人と メッセージを送り合うことである大切な人 が亡くなっても大きな後悔をに前を向いて 生きていける人は 亡くなる前にしっかりと見送る準備をして 大切な人と気持ちや思いを伝え合うことで 心の整理ができている人であるポイント さん 辛い気持ちを我慢しないようにしよう 辛い感情を押し殺したり 我慢したりしてしまう人は 我慢の積み重ねで体や心を壊してしまう 可能性がある誰かに話を聞いてもらうこと で心の準備ができたり
(33:26) 覚悟ができたりして大切な人との最後の 時間を充実させることができるようになる いかがだったでしょうか本日はまたあちら で会いましょうをご紹介させていただき ました 興味を持たれた方はぜひぜひ買って読んで みてくださいここまで長らくご清聴 ありがとうございました今日の動画良かっ たよという方ぜひぜひ高評価ボタンだけで もポチっと押していただけますと励みに なるより一層頑張れますのでよろしくお 願い致しますそれではまた次の動画でお 会いできることを楽しみにしています